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“子供でも登れる”という謳い文句もある山とはいえ標高は824mあり、道迷いはないもののそれなりに体力のいる山です。
山頂までの目標コースタイムを2時間に設定しましたが、結局は20分オーバーで到着。
360度の眺望も雲に覆われて見えずでしたので、次は季節を選んで再チャレンジということになりそうです。
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琵琶湖側を望んでも視界が悪い上に、風が強くて寒さで体が冷えてくる。
これは景色を楽しむよりも「花の山」らしく花を探した方が良さそうということで、山の花を探しながらの下山となりました。
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登って来る時に感じていたのは、花期を迎えたコアジサイの多さと花の時期の終わったイワカガミの群生の多さでした。
イワカガミはあれだけ群生があるのですから、花の時期はさぞや見応えがあったことでしょう。
下山途中で見た花のうち取り合えず写真に収めたのは何種類かだけでしたが、山の花の知識がないので目に付いた花だけです。
下山中の最初に目に入ってきたのは「ベニバナヤマボウシ」でしょうか。どの花も名前が違う可能性大ですが...。
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この花は花弁に見える部分は実は萼(がく)で、花は中央にある緑色の球状の部分だそうです。
白花のヤマボウシ(山法師)は見かけたことはありますが、ベニバナのこの花は初めて見たと思います。
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蝶や蛾の仲間にも何種類か出会いましたが、小さな蝶が多くて追い切れず、蛾の仲間のキンモンガだけがいい場所に留まってくれました。
キンモンガは、黄色の紋をしたやつを見かけることが多いですが、これは白紋型?。
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サワフタギの花には蝶か蛾の幼虫が付いていて葉を食べています。
かなり特徴的な色合いの芋虫で、こいつはシロシタホタルガの幼虫かと思います。
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この季節、山の林道へ行くとよく咲いているタニウツギの花がここでも咲いていました。
小さな昆虫が花に集まっていましたが、タニウツギの花期はそろそろ終わりかも知れませんね。
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登山道のあちこちで見かけたのはコアジサイの花です。
小さな青紫の花が集まったように咲くコアジサイは、大味なアジサイとは違って繊細さを感じる花です。
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登山道では道いっぱいに散った白い花(多分エゴノキ)が落ちている場所があり、路上に咲く小さな花なんかも見落としは多かったと思います。
枝から白い円錐状の花が吊るされるようにぶら下がっているのはミヤマナルコユリでしょうか?
マキノ町観光協会では「赤坂山の自然ガイドブック」を販売されているということでしたので、買って帰ればよかったな。
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5月頃に南から日本に渡って来る夏鳥は山で繁殖を行いますが、越夏場所は標高にも左右されるため、山での探鳥は標高や樹木、水場の近さなどであたりを付けることがあります。
赤坂山の場合、高度の高い所でホトトギスやウグイスが囀り、中間的な標高ではツツドリ、標高がやや低くて渓流がある場所ではアカショウビンといった感じでした。
動画はアカショウビンとツツドリが囀っていた場所で録画しましたが、ツツドリの囀りは聞き取りにくいですね。
花や蝶や野鳥を探したり、変化のある登山道を楽しみながら小休憩をはさんで4時間半くらい歩き続け、下山道の最後の木段ではもう足が残っていませんでした。
後続の方に道を譲りながら下っていきましたが、スタスタと下りていかれる方の健脚ぶりに感心してしまいます。もっと足腰を鍛えないといけませんね。
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