夏は冷房がないとやっていけず、夜も冷房を付けっぱなしにしたりしていましたが、冷やし過ぎたのが悪かったのか扁桃腺炎で熱を出して寝込んでおりました。
3日ほど寝ていたら熱は平熱に戻ったものの、どうにも調子が戻らずゴロゴロして休日を過ごすことになっていました。
何とか体調が戻ってきましたので、そろそろ外遊びに復帰ということで猪子山へ行ってみました。
猪子山は繖山(観音寺山)にあるピークのひとつで、今回は猪子山~伊庭山~瓜生山まで行ってピストンで下山を予定しました。
上山天満天神社の鳥居がある猪子山公園の駐車場に車を停めてスタートして「北向岩屋十一面観音」まで登ります。
道はアスファルトの林道と登山道がありますが、アスファルトの坂道は苦手ですので登山道を登っていきます。
駐車場にはトレランの会のような方々が集まっておられて、出発寸前のようでこれから林道を何往復かされるようでしたね。
猪子山(繖山)は整備された登山道が続きますが、ひたすら木段の登り下りが続く木段地獄といった感じの山です。
体調不良明けでウォーキングもサボっていましたので、どこまで体に負荷を感じるかのお試しの意味もありましたが、やはり体が慣れてくるまでの登り始めの頃はしんどく感じました。
上山天満天神社の境内までは20分くらいだったでしょうか。
もうひと登りすると稜線に出て、木段のアップダウン+一部平坦な道を繰り返しながら進んで行くことになります。
稜線は木段を登って、やや高い緩やかな道に出て、再び木段を下るの繰り返しになります。
やや高いピークのような場所には「P〇」の看板があり、「P〇」はそこがピークであることを示しているようです。
P1~P12まで確認しましたが、後で確認するとこのP6が「伊庭山(標高336m)」の山頂だったようでした。
「P〇」の看板で唯一撮ったのがP6(伊庭山)でしたので何か閃くものがあったのでしょう。
尚、猪子山は稜線への合流地点の反対側にありますから下山時に立ち寄ることになります。
この山にピークはたくさんありますが、名称の付いているのは北から「猪子山(標高267.5m)」「伊庭山(標高336m)」「瓜生山(標高330m)」となります。
山名となっている繖山(観音寺山)は一番南にあり、標高は432.5mです。
また、「瓜生山」の山頂には「雨宮龍神社」が祀られており、神社の本殿の辺りが瓜生山の山頂になるようです。
「雨宮龍神社」の境内と呼べる場所に入ると大きな巨石群があり、その名の通り降雨明神・雨明神と称えて雨乞いの霊験があるという。
神の出現の地は当山の麓の伊庭荘湖水の辺とされ、社壇は湖面に向かっているといい、聖徳太子が当峰に安置したと伝わります。
大干ばつで飲料水にも事欠く次第だった時、石馬寺住僧が大般若経理趣分真読すると、一匹の小さな白蛇が出てきて、僧が白蛇を社殿に投げつけると盆を覆すように降ったと伝わるという。
石馬寺他九ヶ村を雨氏子として氏子800戸によって祀られているといい、毎年7月には雨乞祭が斉行されているといいます。
急な石段を登った先には本殿が祀られ、ここが瓜生山の山頂ということにもなります。
山の中にありながら本殿の彫り物などは精巧な造りとなっており、氏子各位の信仰の篤さが伺われます。
社の右奥には御神木が祀られており、特異な雰囲気の空間になっています。
御神木はヤマモモの木ということのようで「湖国百選 木編」にも指定されているそうです。
玉垣の中には磐座が祀られていて、一番大きな岩は舟形をしている。
猪子山の麓近くにある岩船神社の磐座も舟形であり、当地には舟形の磐座に対する信仰があるようです。
参拝を終えてそのまま繖山まで進もうかという考えが一瞬頭をよぎりましたが、戻ってくるのが大変ですので思い直してここで折り返します。
少し戻ったところに行先表示はないけど入れる道があったので寄り道してみます。
そこには見晴らしの良いテラスのような絶景の隠れスポットがあり休憩させてもらうことにします。
目の前には西の湖でしょうか。
岩場に腰かけたり、やりたかったら寝転んだりできる場所で、貸し切りお昼ご飯を楽しまれる方なら最高のテラスになると思います。
もう少しで猪子山の山頂という所まで戻ってくると、そこにも素敵な展望台があります。
眼下に見える湖は伊庭内湖。八大龍王が降臨した場所とされています。
体調不良から復帰発の山行でしたが、低山とはいえ見える下界の景色は素晴らしく、汗をいっぱいかきながら登り下りする山道はやはり気持ちがいいですね。
最後になりましたが、スタート後に稜線に出た時に目的地とは反対方向だった猪子山の山頂に立ち寄ります。
猪子山には四等三角点があり、この山系の三角点は繖山にある二等三角点と2つになると思います。(多分)
ここまでの山歩きでシャツはびっしょり汗をかいて頭からも水を被ったように汗が流れています。
気持ちよく汗をかくことが出来て、すっかり体の不調を忘れて全快モードです。
猪子山の山頂と「北向岩屋十一面観音」とは目と鼻の先にあり、観音を目指して歩くと最初に磐座のひとつである「玉祖神命」の横に出ます。
「雨宮龍神社」もそうですし、麓の「岩船神社」も同じなんですが、この山の神社仏閣にはそれぞれ複数の巨石信仰岩神群が見られます。
最後に「北向岩屋十一面観音」へお詣りしようと順番待ちがてらベンチに腰かけて風景を眺めていると、叫び声と激しい足音がしてきます。
何ぞや?と見ると、朝に集まっておられたトレランの方の一部の方でした。
首・肩・腕・足に水滴が玉ののように浮いたような大汗をかかれていて、息も荒く激しい。
近くで休憩されていた方との会話を聞いていると、猪子山の麓からトレランで観音正寺まで走って、今戻ってきたとのことです。
おそらく当方と同じくらいにスタートして、同じくらいに戻ってきたことになりますが、雨宮龍神社で折り返した当方より4㌔以上は距離が長い。
急な木段続きの登山道を10キロ以上走る体力も凄ければ、走り切る気力も凄く、亀のスピードで歩く当方にはとても真似できそうにはありません。
観音堂から眺める光景はすっきりと晴れていたおかげで絶景が拝めます。
こういう風景を眺めながら、少し歩き疲れた体から汗がひいていくのを待ちながら、のんびりとくつろぐのはホント気の晴れる時間です。
気候が涼しくなったら繖山の全ピークを縦走してみたいと思いますが、その場合はJR琵琶湖線の能登川駅と安土駅を利用することになると思います。
電車・バスを使っての山登りの経験はない当方ですが、一度電車を利用して山登りというのも経験してみたいですね。
3日ほど寝ていたら熱は平熱に戻ったものの、どうにも調子が戻らずゴロゴロして休日を過ごすことになっていました。
何とか体調が戻ってきましたので、そろそろ外遊びに復帰ということで猪子山へ行ってみました。
猪子山は繖山(観音寺山)にあるピークのひとつで、今回は猪子山~伊庭山~瓜生山まで行ってピストンで下山を予定しました。
上山天満天神社の鳥居がある猪子山公園の駐車場に車を停めてスタートして「北向岩屋十一面観音」まで登ります。
道はアスファルトの林道と登山道がありますが、アスファルトの坂道は苦手ですので登山道を登っていきます。
駐車場にはトレランの会のような方々が集まっておられて、出発寸前のようでこれから林道を何往復かされるようでしたね。
猪子山(繖山)は整備された登山道が続きますが、ひたすら木段の登り下りが続く木段地獄といった感じの山です。
体調不良明けでウォーキングもサボっていましたので、どこまで体に負荷を感じるかのお試しの意味もありましたが、やはり体が慣れてくるまでの登り始めの頃はしんどく感じました。
上山天満天神社の境内までは20分くらいだったでしょうか。
もうひと登りすると稜線に出て、木段のアップダウン+一部平坦な道を繰り返しながら進んで行くことになります。
稜線は木段を登って、やや高い緩やかな道に出て、再び木段を下るの繰り返しになります。
やや高いピークのような場所には「P〇」の看板があり、「P〇」はそこがピークであることを示しているようです。
P1~P12まで確認しましたが、後で確認するとこのP6が「伊庭山(標高336m)」の山頂だったようでした。
「P〇」の看板で唯一撮ったのがP6(伊庭山)でしたので何か閃くものがあったのでしょう。
尚、猪子山は稜線への合流地点の反対側にありますから下山時に立ち寄ることになります。
この山にピークはたくさんありますが、名称の付いているのは北から「猪子山(標高267.5m)」「伊庭山(標高336m)」「瓜生山(標高330m)」となります。
山名となっている繖山(観音寺山)は一番南にあり、標高は432.5mです。
また、「瓜生山」の山頂には「雨宮龍神社」が祀られており、神社の本殿の辺りが瓜生山の山頂になるようです。
「雨宮龍神社」の境内と呼べる場所に入ると大きな巨石群があり、その名の通り降雨明神・雨明神と称えて雨乞いの霊験があるという。
神の出現の地は当山の麓の伊庭荘湖水の辺とされ、社壇は湖面に向かっているといい、聖徳太子が当峰に安置したと伝わります。
大干ばつで飲料水にも事欠く次第だった時、石馬寺住僧が大般若経理趣分真読すると、一匹の小さな白蛇が出てきて、僧が白蛇を社殿に投げつけると盆を覆すように降ったと伝わるという。
石馬寺他九ヶ村を雨氏子として氏子800戸によって祀られているといい、毎年7月には雨乞祭が斉行されているといいます。
急な石段を登った先には本殿が祀られ、ここが瓜生山の山頂ということにもなります。
山の中にありながら本殿の彫り物などは精巧な造りとなっており、氏子各位の信仰の篤さが伺われます。
社の右奥には御神木が祀られており、特異な雰囲気の空間になっています。
御神木はヤマモモの木ということのようで「湖国百選 木編」にも指定されているそうです。
玉垣の中には磐座が祀られていて、一番大きな岩は舟形をしている。
猪子山の麓近くにある岩船神社の磐座も舟形であり、当地には舟形の磐座に対する信仰があるようです。
参拝を終えてそのまま繖山まで進もうかという考えが一瞬頭をよぎりましたが、戻ってくるのが大変ですので思い直してここで折り返します。
少し戻ったところに行先表示はないけど入れる道があったので寄り道してみます。
そこには見晴らしの良いテラスのような絶景の隠れスポットがあり休憩させてもらうことにします。
目の前には西の湖でしょうか。
岩場に腰かけたり、やりたかったら寝転んだりできる場所で、貸し切りお昼ご飯を楽しまれる方なら最高のテラスになると思います。
もう少しで猪子山の山頂という所まで戻ってくると、そこにも素敵な展望台があります。
眼下に見える湖は伊庭内湖。八大龍王が降臨した場所とされています。
体調不良から復帰発の山行でしたが、低山とはいえ見える下界の景色は素晴らしく、汗をいっぱいかきながら登り下りする山道はやはり気持ちがいいですね。
最後になりましたが、スタート後に稜線に出た時に目的地とは反対方向だった猪子山の山頂に立ち寄ります。
猪子山には四等三角点があり、この山系の三角点は繖山にある二等三角点と2つになると思います。(多分)
ここまでの山歩きでシャツはびっしょり汗をかいて頭からも水を被ったように汗が流れています。
気持ちよく汗をかくことが出来て、すっかり体の不調を忘れて全快モードです。
猪子山の山頂と「北向岩屋十一面観音」とは目と鼻の先にあり、観音を目指して歩くと最初に磐座のひとつである「玉祖神命」の横に出ます。
「雨宮龍神社」もそうですし、麓の「岩船神社」も同じなんですが、この山の神社仏閣にはそれぞれ複数の巨石信仰岩神群が見られます。
最後に「北向岩屋十一面観音」へお詣りしようと順番待ちがてらベンチに腰かけて風景を眺めていると、叫び声と激しい足音がしてきます。
何ぞや?と見ると、朝に集まっておられたトレランの方の一部の方でした。
首・肩・腕・足に水滴が玉ののように浮いたような大汗をかかれていて、息も荒く激しい。
近くで休憩されていた方との会話を聞いていると、猪子山の麓からトレランで観音正寺まで走って、今戻ってきたとのことです。
おそらく当方と同じくらいにスタートして、同じくらいに戻ってきたことになりますが、雨宮龍神社で折り返した当方より4㌔以上は距離が長い。
急な木段続きの登山道を10キロ以上走る体力も凄ければ、走り切る気力も凄く、亀のスピードで歩く当方にはとても真似できそうにはありません。
観音堂から眺める光景はすっきりと晴れていたおかげで絶景が拝めます。
こういう風景を眺めながら、少し歩き疲れた体から汗がひいていくのを待ちながら、のんびりとくつろぐのはホント気の晴れる時間です。
気候が涼しくなったら繖山の全ピークを縦走してみたいと思いますが、その場合はJR琵琶湖線の能登川駅と安土駅を利用することになると思います。
電車・バスを使っての山登りの経験はない当方ですが、一度電車を利用して山登りというのも経験してみたいですね。
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