ツインピークス


今朝の北海道駒ケ岳。
真っ青な空との対比があまりにもきれいで、思わず撮影した。
この山は、二つの頂を持ち、見る角度によって、実に多様な姿を見せてくれる。
これは、南東側の鹿部方面から見た姿。
右の頂が砂原岳、左の頂が駒ケ岳で、駒ケ岳のほうが少しだけ高く、頂の間に噴火口がある。
ウチのほうから見ると、砂原岳の影からちょっとだけ駒ケ岳が見えるのだが、ウチから海沿いに移動していくと、砂原岳の陰に駒ケ岳が完全に隠れる位置がある。裾野の広いその姿は、「砂原富士」と呼ばれている。
名前の由来となっている「駒」、すなわち馬の姿に見えるのは、南西側の大沼公園方向からだ。駒ケ岳の頂から西の稜線が馬の鼻面、頂が馬の耳に見えるのだ。頂の間の平らに見える部分は「馬の背」と呼ばれている。その角度では、砂原岳はほとんど見えない。
実はこの山、南東の鹿部側から見た時、頂から稜線にかけて、ゴリラの横顔に見える位置がある。日射による影の具合によっては、かなりリアルな「ゴリラ岳」になるのだ。
訪れる機会があれば、ぜひ探してみてほしい。
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