テロンテロン

こないだのベチャ雪以来、日中暖かい日が続いた。
その結果がこれだ。


これは今朝のウチの庭先。濡れた雪が少し融けて凍って、を繰り返すうち、テロンテロンの氷になってしまった。
一度完全に溶けて水溜りにでもなれば、それこそスケートリンクのようにまっ平らな氷になるが、除雪や車の出入りで荒れた状態で凍結したので、ご覧のとおり、凸凹なうえにテロンテロンの最悪の仕上がりになっている。
氷に慣れている道産子の俺でも、この上を歩くのは危ない。ペンギンのようなヨチヨチ歩きでないと、バク宙側宙すること請け合いだ。
さっきなんか、この上に薄く雪がのってて、下の状態も見えないからなおさら恐怖だった。
でも、スタッドレスタイヤのクルマは、この上をちゃんと走れる。やっぱ四つ足にはかなわない。

余談だが、スタッドレスタイヤを、「スタットレス」と表記しているサイトが結構ある。ググれば16万件以上もヒットするから、どこかの地方とかではすでに濁点なしが標準になってるのかもしれないな。逆にというか、サーモスタットを「サーモスタッド」てのも結構見る。こちらも試しにググったら、9万件以上ヒットした。
外来語は難しいな。
もっとも、たとえば自転車を「じでんしゃ」などと呼ぶのも聞くから、外来語に限ったことじゃないのかもしれないし、このブログと同じく、単に訛ってるだけかもしれない。
日本語は奥が深いな、つーことか。


ウチの近所から見た駒ケ岳。山のほぼ真北から見ている。
丸っこい頂が砂原岳、右にちょっと見えてる尖った頂が駒ケ岳だ。


北東側から見た駒ケ岳。見えているのは砂原岳で、駒ヶ岳の頂はまったく見えなくなっている。
これが「砂原富士」だ。
元々この山は、羊蹄山や富士山のような、古い分類で言うコニーデだったらしい。それが大噴火で山頂部が吹っ飛んで、二つの頂ができたという。会津磐梯山とかもそうだったかな。森町側から見ると、山体が凄まじく抉られているのがわかる。
自然というのは、ときに凄絶なまでに暴力的だ。
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