変な冬だ。
仕事場の前の道。
雨混じりの雪でこのとおり。路肩の雪もほとんどなくて、草が見えている。
1月の北海道だっつーのに。
アメダスでは3℃近くまで上がっていたようだ。
明日は真冬日、あさってはまた5℃くらいまで上がる予報になっている。
10℃近くも気温が乱高下するっていうんだから、カラダもついていかない。
地球温暖化とかいわれて久しく、いろんな対策がなされてきたはずなのだが、結果を見ればどれも空振りなんでないのか。
ホントの原因がそんなとこになかったか、ほっといてもなるべくしてなる温暖化だったのか。
環境問題は商業主義が絡むから、対策ったって実効性はどうなんだか。
たとえばの話、環境のことをホントに考えるなら、クルマなんて作っちゃいけないはずでないのか、てことだ。
モーターとエンジンのハイブリッド動力車が一部でもてはやされているが、エンドユーザーレベルで多少環境負荷が少なくても、製造者レベルでは環境負荷は一般車と同等か、むしろバッテリーの原料になるリチウムとかを必死で多量に確保していたりするあたり、高負荷なシロモノなんでないかという気もする。そのへんはっきりアピールしてないあたりが、うさんくさい。
環境、エコ、とか言ってればカネになるのだけは、見てりゃはっきりわかるけどな。
運送業者のようなヘビーユーザーになるとどうかわかんないが、一般的なレベルなら、クルマにしろなんにしろ、古い物を大事に使うほうが長い目で見れば環境負荷は小さくなりそうなものだが、それじゃ誰かさんが儲けさせたい誰かさんが儲からないから困るんだろう。
正義ヅラの一方的な宣伝に踊らされる一般ユーザーこそ、いい面の皮なんでないか。
カネになるものは裏も見えないようにされるし、叩かれることもないのだ。
放送などでは差別用語の自主規制がなされてきて、古い作品の再放送では慣用句でさえ差別用語を含んでいれば消音されるほどになっている。一方、たとえばデブやハゲといった明らかに特定の身体的特徴をさしている差別用語のいくつかは、野放しだ。
そりゃそうだろう、デブやハゲは商売になるからだ。放送などがデブやハゲをカモにする連中を大口スポンサーとしている限り、デブやハゲは公然と差別され続けるに違いない。
他にも事情はあるのかもしれないけどな。
なんらかの病気が原因の肥満や浮腫に悩んでいる人に、デブという言葉はどう響くのか。ハゲなんてのはほとんどまったく不可抗力なのに、悪者扱いされる理由があるのか。
差別が悪いなら、全ての差別を排除しなきゃならないはずだ。放送とか、マスコミっていうのか?そのへんの線引きがいいかげんで、中途半端に正義ヅラなとこがうさんくさい。
古いクルマの税率上げたり、タバコ税上げたり、ってのも同じに見える。
スポンサーのご機嫌を損ねず、叩きやすいとこを叩いてカネを搾り取る、ってな。
タバコ税なんてのは最たるものだろう。健康に悪い、迷惑、と叩き放題。
しかし、嗜好品なんてのはほとんど健康によくもないし、依存性があるもんでないか。酒、コーヒー、チョコレート、その他諸々、どれも合法ドラッグみたいなもんでないか。酒には酒税が課せられるが、コーヒーやチョコなんかはなぜ野放しなんだ。
健康に悪くて迷惑なものといえば、化粧品かな。臭いし、俺はあの人工香料でアレルギーが出る。花粉症のようになることもあるし、喘息が出ることもある。一種の化学物質アレルギーだ。エレベーターや飛行機のような閉鎖空間では、生き地獄を味わえる。発生源が特定しにくいだけ、タバコなんかよりよほどタチが悪い。
なくても死にゃしない、子供は普通やらない、という意味では、酒やタバコと化粧品は同じだ。化粧品に課税すればタバコなんかよりよほど搾り取れるのに。
迷惑の度合いでいえば、やはり酒が群を抜いているだろう。この国は酒に寛容すぎる。酔払い運転は終生免許剥奪くらいして当然だと思うがな。それで事故れば30年以上とか、ひき逃げなんかしたら死刑でも足りないくらいのもんだ。いや、道交法に限らず、あらゆる刑罰に酒気帯び加算を設けてやってもいいな。酔ってなんかの罪を犯したら、最高刑をぐんと引き上げる。酒税もガソリンがびっくりするくらいかけてやればいいんだ。
あ、俺、今日はなんか機嫌悪いとかってわけじゃないんだけどな。