潰れた。

5連休初日は天気には恵まれた。
ちょっと風強かったけどな。

今日はとりあえず、ボンゴのブレーキ整備を終わらせることにした。


これはリアブレーキキャリパ。
リアは片押しシングルポットだ。
キャリパ外してパッドとパッドキャリアを外し、ブレーキ踏んでピストンを出し、ブーツをめくってみたところ。
リアは左右ともそんなに酷い状態でもなかったが、やはり揉み出ししたら動きがだいぶ良くなった。


こないだ見た左フロントのパッド。斜めに減っている。
これは、2ポットの2つのピストンの出かたに差があったため。
出の悪いほうを重点的に揉み出してやれば解消するのだが、パッドがこのままだと斜めの分踏み代が大きくなる。


パッドを修正。やすりで削っただけだが。
良い子は新しいパッドに交換しよう。


右フロントのパッドも斜めに減っていた。
これはちょっと厄介で・・・。


キャリパがディスクに対して斜めになっているのが分かるだろうか。


キャリパのスライドピンが、針で示している下側の1本だけ固着していた。
固着原因は、ピンのサビとグリスの劣化。
マツダのディーラーに車検に出した直後から、右フロントのパッドがチャリチャリ鳴っていた。
クレームで処置してもらったのだが、どうもパッド裏にグリス塗っただけのようだ。
応急処置じゃねえか。
スライドピンの固着かピストンの固着かでパッドが斜めに減り、音を出していたのだ。
その時点できちんと処置しとけばなんてことはなかったのだ。
ところがそれがそのまま使われ続けたので、ついに固着していたピンが曲がってしまい、キャリパが斜めになってしまった。
こうなってしまったら、そう簡単には外れない。
なにしろ、ブレーキの圧力程度じゃ動かないわけだからな。
ブレーキみたいな重要保安部品の整備でこれじゃ、危なくて任せれない。
ディーラーの整備なんて信用するもんじゃないな。
そういやヘッドガスケット交換させたが、クーラントが減るのは直らない。
持って行っても、様子見てください、とかいってクーラント足すばかり。
そんな対応だから、なんかもう、マツダ車全部のイメージが悪くなってるんだけど。
正直ハズレだったなあ、ボンゴ。


温めたり5-56入れたり叩いたりひねったり脅したりすかしたりいろんなことして、やっと外れた。
このあとピンを外し、洗って曲がりを叩きなおし、表面を磨いて均した。
でも完全にはまっすぐにならなず、まあ滑らかに動くようになったとこでよしとしたのだが、ブレーキ揉み出しのつもりが一日かかってしまった。
なんか休みが台無しになった感じだ。

今日もファイターズのデーゲーム聴きながら作業していた。
今日は昨日の望みどおり「らしい」快勝で今季初3連勝。ダルビッシュ投手も完投完封。
タイムリーとかいいとこでつい手を叩いたりするので、今日は両手が満遍なく汚れたもね。
明日は武田勝投手と帆足投手。帆足投手にはやられてるから、ここらで叩いておきたいねえ。


2ポットキャリパの揉み出し。
動きのいいほうのピストンをシャコ万で押さえて、ペダルを踏んで動きの悪いほうのピストンを出し、ある程度出たらブーツの内側にシリコンを噴きつけ、ピストンをシャコ万で戻し、を繰り返す。
ピストンはパッド側に開口したカップ状になっているので、シャコ万の掛かりが悪い。
なので、適当なソケットのコマをピストンに入れて、コマをシャコ万で押してやるといい。
このクルマでは、21-23ミリの1/2"SQのソケットがちょうどだった。

夏タイヤにしてやろうと思ったが、夏タイヤ見たらスリップサインまで0-0.2ミリ。
ありゃ、こんなんなってたっけ。
仕方ない、とりあえずまだ冬タイヤ付けとこ。

明日は軽トラも夏タイヤに替えて、ついでにキャリパ揉み出ししとくか。
フロントだけだから楽なもんだ、たぶん。
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