力任せ。

昨日、一昨日とファイターズのスワローズ戦@神宮は雨天中止。
明日、明後日のドラゴンズ戦@北陸も天気怪しいらしい。
つまんないのだ。

当地も今日は大荒れ。嵐だ。
昨日病院行って、今朝はまだ少し腫れてるものの、ほぼ普通の顔に戻っていた。
ステロイド点滴恐るべし。
しかし、足の打撲のほうははそう簡単にはいかない。


ついさっきの左足。


同じく脛のタンコブのアップ。
周りの腫れは引いてきたが、本体はなかなか引かない。

昨日病院で休んだから、一応出社。
でも天気大荒れで仕事がなく、休みにして仕事場を借りて遊ぶことにした。

XT400Eのハンドル。
4年前の札幌赴任中、駐車中に強風で倒れて歪み、その後交換していた。
外してあったハンドルを、俺好みに調整してやるのだ。
昼休みにでもチマチマ遊ぼうと、仕事場に持ってきていた。


XT400Eのハンドルは、高くて絞りが強い。
上の絵の寸法でいうと、
幅:780mm
高さ:86mm
絞り:90mm
だ。
高さと絞りは、歪んでない側で測った。
これは一般にエンデューロやツーリング向きといわれるセッティングだが、俺のように肩幅が広いライダーでは、中途半端に絞りの強いハンドルは手の角度に合わず、かえって疲れたりする。
社外ハンドルのセッティングを見てみると、モトクロス用はもっと低くて絞りも50-60mmあたりと弱め、トライアル用が一番絞りが弱くて50mm以下のものもあるようだ。
高さだけでなく、ハンドルエンドの跳ね上げも、トライアル用が大きい。
ハンドルの絞りが小さくエンドが跳ね上がっているほうが、よりスタンディング向きなのだろう。
XT400Eのはほとんど跳ね上がっていない。
そんなのを参考に、絞りを開く方向、モトクロス用ハイバー的セッティングを狙ってやってみよう。


方法はいたってシンプル。
鉄パイプかまして力技で曲げ戻す。
握ってみながらいろいろやって、こんなもんかな、と思えた寸法は以下のとおり。

幅:800mm
高さ:92.5mm
絞り:52.5mm

絞りを開いたら、当然のように幅も広がった。
しかし+2センチだから、車検では改造扱いにならない範囲だ。
高さにいたってはミリ単位の違いなので、まったく問題ない。
早速にでも交換してみたいが、どうせ雨だし、けっこうサビもあったし、万力で傷も入った(噛ますとき保護しなかったからな)ので、サビ取りして塗りなおすことにする。


ハンドルの補強に入っている「ブレース」と呼ばれる棒は、溶接でなく、ロウ付けだった。
そういやXT400Eはキーの位置がハンドルに近くて、ハンドル立て気味にセットするとブレース邪魔なんだよな。
トライアル用のバーはブレースないのが多いし、ダートラのもかな。ホントに必要なのかはわからない。
でもないのもアレだし、あればあったで便利だから、今回は切らずに残そう。


サビ止め用ジンクペイントを塗った。
こいつがえらい昔の使い残りで、缶スプレーが完全にふん詰まっていた。
でも中身はかなり残っているのでもったいない。


救うにはこれしかない。
小穴をあけてガスを抜き、穴をタガネで広げて、中身をビー玉ごと回収するのだ。
こいつにはビー玉2個とベアリング玉が1個入っていた。
缶にドロドロの塗料が残るので、シンナーを少し入れてできるだけ回収する。ビンボくさい。


ペットボトルに移す。
溶け込んだガスがしばらく出続けるので、蓋はガスが抜ける程度にゆるめにして、一晩は放置する。
この手の非炭酸飲料用ボトルは内圧に強くないので、特に注意だ。
使うときは缶スプの蓋にでも出して、刷毛塗りだ。


乾いたのでさっと白を塗った。
何色にしようかはまだ考えてない。
黒でいいか? なら白塗ることなかったか。
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