だいぶ前のTVで、何人かのタレントがちょっとしたウソ話をするのを見たことがある。今回は谷村新司の初デートの話。うろ覚えで、私のかなりな脚色入りでご提供。
初デートというものは男性にとってとくに緊張するものだ。あれだこれだと予定をたてて、そして途中でこの道を通り、「あれ、この喫茶店良くない?入ってみようか」などとなにげないふりで誘う。もちろん、店内はあらかじめ視察済み。
席に座り、ブルマンなど注文し終わると、緊張が続いたせいか、お腹が痛くなってしまった。どうしても我慢できずに、「ちょっと失礼」と立ち上がり、「ムードぶち壊しの大はまずい。なんとか小だと思わせなきゃ」とベルトを緩めながらトイレへ急ぐ。超特急で2, 3分で済ませ、席に戻る。
そうすると、彼女も、「私も失礼」とトイレに行った。これもすぐに戻って来て、座りながら言った。「谷村君、流すの忘れたでしょう」
これが本当の「ウンのつき」。
以来、わが相方は、私の忘れ物を見つけると、「谷村さん、したでしょう!」と言う。
蛇足の蛇足で、 「『英語 ジョークの教科書』を読む」 のつづきのジョークを若干。
丸山孝男「英語 ジョークの教科書」2002年3月、大修館書店発行より。
Customer : Waiter! There’s only one piece of meat on my plate.
Waiter : Wait a minute, sir, and I’ll cut it in two pieces.
「私の皿には、肉がたったの一切れしか入っていないじゃないか」
「少々お待ちくださいませ。切ってふた切れにしますから」
Mother : You must keep your eyes closed during prayer, Tom.
Tom : Yes, Mamma, but how do you know I don’t ?
「トムったら、お祈りしているときには目をつむっていなくちゃダメよ」
「でも、お母さん、ぼくが目をつむっていないということ、お母さんどうしてわかるの?」