hiyamizu's blog

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「英語の数 聞けますか、読めますか」を読む

2009年02月18日 | 読書2
「英語の数 聞けますか、読めますか」を読む

池田和子著「英語の数 聞けますか、読めますか」1995年1月、南雲堂フェニックス発行を読んだ。

私は、英語は苦手だが、とくにヒアリングはひどい。英文を読むのは若いうちからときどき必要で、まれに書くこともあった。しかし、英会話の勉強はほとんどせず、機会があっても途中で挫折した。

60歳過ぎてから海外にときどき滞在するようになって、あらためて独学し、e-mailなどはweb辞書を検索しながら、なんとか単純なことならできるようになった。話すことも、これも日常生活に必要な単純な事柄なら、中学程度の英語を駆使して、通じることが多い。しかし、相手が外国人に慣れている人で、推理力のある人に限られるが。

ヒアリングは年取ってからではほとんど進歩しない。中学高校で外人の先生に英語を習ったという奥さまの方が聞き取れる。外国でも、話すことはなんとか私が話して、聞き取りできなかったことはそばにいる奥さんに「何だって?」と聞くことが多い。とくに、買物のときの値段、数値は聞き取れない。後ろに人が並んでいると、余計上の空になり、大きな札をだして、お釣りを黙って受取るだけになる。


長い前置きはこのくらいで、要するに、特に、英語の数が聞き取れないので、数ある英会話の本の中からこの本を選んで読んでみた。


英語の数に関する様々な表現を、生活に密着した題材から説明している。また、「数」についての役立つ情報を載っている。

小切手の書き方、お金の数え方(米ドルのみ)、スーパーのチラシの読み方、薬品のラベルの読み方などロングステイに役立つ情報も、最低限の量だが一応ある。


著者の池田和子は、東横学園女子短期大学助教授。(1998年当時)


私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)

中学生でも分かる英語で、B6判で170ページ足らずなので、気楽に読める。英語の数に特に興味のある人にはお勧めだ。受験で英語をきちんと勉強した人には当たり前の内容だが、あらためて「数」全般について復習するには良い本だ。


以下、蛇足で、いくつかピックアップしてみる。

523,956,489,058,715 Five hundred twenty-three trillion, nine hundred fifty-six billion, four hundred eighty-nine million, fifty-eight thousand, seven hundred fifteen.

ヒアリングのためには、上のような英語を自分でなるべく速く読んで、テープにとって、聞きながら、数字を書く練習を繰り返すと良いそうだ。

5×7“ five by seven inches 横5インチ、縦7インチの大きさ

Tom’s rope is five times as long as Ted’s. トムのロープはテッドのロープの5倍の長さだ

9 ÷ 2 = 4 r. 1 Nine divided by two equals four with the remainder of 1.

電話番号 512-0903 : Five. one, two / oh, nine, oh, three. 864-1179 : Eight, six, four / double one, seven, nine. 325-4600 : Three, two, five / four six hundred

Answering machineの例  “You have reached 123-4567. We’re sorry we cannot come to the phone right now. Please leave your name, telephone number, and a brief message. We’ll get back to you as soon as possible.
 
1990’s : nineteen nineties 1990年代
the early ‘70s : 70年代初期、the mid 70s : ‘70年代中期、the late ‘70s : 70年代後期





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