hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

ワイキキ水族館へ

2011年08月10日 | 海外
ガイドの人が動物を探さなければならない動物園と、入口入ったらすぐ出口の水族館と冗談で言っていた。この暑い中歩きまわるのは嫌だし、水族館大好きな我々は涼しいところに行くことにした。

美術館からの帰りに乗っていたバスを、早めにとワイキキのホテル街の東のはずれで降りて動物園の方へ歩いた。日陰を探しながらカピオラニ公園の中を水族館の方へ歩く。
この公園は、ホテル街の東、ダイアモンド・ヘッドの西側に広がる約500エーカーの大きな公園だ。カラカウア王によって寄贈され、カピオラニ王妃の名が付けられた。



王妃の銅像には QUEEN KAPI’ONANI とあった。
途中でバスが追い抜いていく。結構な道のりを歩いてようやく水族館の入口に着く。



目の前にバス停がある。おかしい! 美術館からワイキキへの帰り道、乗っていたKuhio通りを東へ走るバスは、ワイキキのホテル街から動物園に突き当たり、逆にカラカウア通りを西も戻って行くルートだと思った。美術館への行きのバスの中にあったB CITY EXPRESSのルート図にはそうあったからだ。ところが帰りに乗っていたNo.2のバスはそのまま水族館を通ってさらに東に行き、歩くことなかったのだった。まあ、これも旅の楽しみの一つ。と相方も思ってくれれば良いのだが、トホホ。

65歳以上ですかとの質問に私ははっきりYESと答え、なぜか無言の相方も含め、一人10ドルが7ドルになり、日本語説明を聞くことが出来る機器を渡される。



この水族館の目玉はなんといってもサンゴだ。サンゴにもさまざまな種類があり、その違いもわかりやすく説明される。なんといっても日本語なのだから。





サンゴを薄く切り取り、X線で見ると年輪が見られ歳がわかる。このサンゴは1997年-1963年=34歳。意外と成長が早い感じだ。



これが生きているものとしては世界一巨大なシャコ貝(多分)



Chambered Nautilus オオム貝



ありえないような、何でこんな形なのか分からない奇妙な形の魚たちを見られるのが水族館の楽しみだ。





色鮮やかな魚も多く、変わった模様も。





これはタコ。活発にぐにゃぐにゃと動きまわっていた。



クラゲも相変わらずライトアップされて美しい。



笑えたのがコイツ。岩陰に隠れていて、目の前のものは何でも秒速で飛びついて大きな口で食べてしまう。だからいつも水槽内で孤独だという。




カエルアンコウFrogfishという魚で、色や模様を変えてカモフラージュして待ち伏せ攻撃をする孤独な待ち伏せハンターAmbush Hunterだ。

この水族館は各水槽内の珊瑚も岩も、人工物は皆無というのも嬉しい。

それにしても、YouTubeで魚の名前などを調べていて、面白い魚が一杯あるのでいろいろ見てしまった。お金を使って遠くまで行かなくとも、暑い中を歩かなくても涼しい部屋で、捕食の瞬間を戻してゆっくり何度でも見ることが出来る。「ウーン、それをいっちゃあおしめいよ」か。













コメント
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