姫野友美著『男はなぜ急に女にふられるのか?』角川oneテーマ21、2007年10月角川書店発行、を読んだ。
初めから最後まで男と女の違い、スレ違いが満載。
まえがきはこう始まる。
女の思考回路は他者と共感することを最優先する。もし、娘だったら「大丈夫?熱は?今日のご飯何か買ってきてあげようか。何が食べたい?」などとなるだろう。一方、男の思考回路は、何らかのトラブルが生じたらどう解決をしようかと動くので、妻を心配していないわけではないが、当然のように上の反応になるのだ。
女はバケツ、男はザル
女はプチサプライズがお好き
今まで放っておいた罪滅ぼしのためにと、高級レストランに誘っても、女は喜ばない。着ていく服、靴がないし、そもそも高くてもったいないなどと文句を言う。女はワンランク上のレストランなどプチサプライズが好きなのだ。
メールは女にとって「会話」、男にとっては「手紙」
女はメールの返事がないと、話しかけが無視されたように感じる。男は手紙のようにすぐ返事しなくとも暇な時に返事すればよいと考える。
弱みを女は利用し、男は隠す
女にとって弱みを見せることは相手に共感してもらうための手段のひとつである。男は自分の弱みを相手に握られることは致命的な事態を招きかねないので、ふたを閉めて見られないようにして話す。
姫野友美(ひめの・ともみ)
医学博士、心療内科医、ひめのともみクリニック院長。日本薬科大学漢方薬学科教授。
静岡県生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。テレビでコメンテーターとしてもおなじみ。
私の評価としては、★★★★(四つ星:お勧め)(最大は五つ星)
長年夫婦していれば、何となくわかっていることではあるが、女性と男性の違いがこれほど明快に示されれば納得するしかない。著者は、大脳生理学など持ちだしてその差の由来を説明しているが、どちらが正しいでもないだろうから、どちらか一方に合わせるのは無理だろう。歩み寄るしかないのだ。別れるわけにはいかないのだから、いや、一緒に居たい(痛い)のだから。
鈍感な私めも、対策は不十分でも、十二分に理解はできていて、5年ほど前にもこんなブログを書いている。
「犬も食わない夫婦喧嘩というものを、してみんとてするなり」
初めから最後まで男と女の違い、スレ違いが満載。
まえがきはこう始まる。
「先日風邪を引いて、だいぶ熱が高かったので『ちょっと具合がわるいんだけど・・・』と主人に訴えたんです。そうしたら、返ってきた言葉が『じゃ、オレの夕飯どうするんだ』・・・。私、耳を疑いました。信じられます? ウチの主人にとっては私の体調よりも自分の晩ご飯のほうが大切なんですよ」
女の思考回路は他者と共感することを最優先する。もし、娘だったら「大丈夫?熱は?今日のご飯何か買ってきてあげようか。何が食べたい?」などとなるだろう。一方、男の思考回路は、何らかのトラブルが生じたらどう解決をしようかと動くので、妻を心配していないわけではないが、当然のように上の反応になるのだ。
女はバケツ、男はザル
カップルの間で何かしらの感情のトラブルが生じたとき、男はその場しのぎでトラブルから逃れようとするが、女はそのトラブルを不快な記憶としてため込んでしまう傾向が強い。・・・
ザルがそうやって呑気に面倒事を通過させていると、バケツのたまった不平不満はいつの間にかとんでもない事になる。やがて、・・・
女の感情記憶に時効はない。
ザルがそうやって呑気に面倒事を通過させていると、バケツのたまった不平不満はいつの間にかとんでもない事になる。やがて、・・・
女の感情記憶に時効はない。
女はプチサプライズがお好き
今まで放っておいた罪滅ぼしのためにと、高級レストランに誘っても、女は喜ばない。着ていく服、靴がないし、そもそも高くてもったいないなどと文句を言う。女はワンランク上のレストランなどプチサプライズが好きなのだ。
メールは女にとって「会話」、男にとっては「手紙」
女はメールの返事がないと、話しかけが無視されたように感じる。男は手紙のようにすぐ返事しなくとも暇な時に返事すればよいと考える。
弱みを女は利用し、男は隠す
女にとって弱みを見せることは相手に共感してもらうための手段のひとつである。男は自分の弱みを相手に握られることは致命的な事態を招きかねないので、ふたを閉めて見られないようにして話す。
姫野友美(ひめの・ともみ)
医学博士、心療内科医、ひめのともみクリニック院長。日本薬科大学漢方薬学科教授。
静岡県生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。テレビでコメンテーターとしてもおなじみ。
私の評価としては、★★★★(四つ星:お勧め)(最大は五つ星)
長年夫婦していれば、何となくわかっていることではあるが、女性と男性の違いがこれほど明快に示されれば納得するしかない。著者は、大脳生理学など持ちだしてその差の由来を説明しているが、どちらが正しいでもないだろうから、どちらか一方に合わせるのは無理だろう。歩み寄るしかないのだ。別れるわけにはいかないのだから、いや、一緒に居たい(痛い)のだから。
鈍感な私めも、対策は不十分でも、十二分に理解はできていて、5年ほど前にもこんなブログを書いている。
「犬も食わない夫婦喧嘩というものを、してみんとてするなり」