久坂部羊(くさかべ・よう)
1955年大阪府生まれ。医師、作家。
大阪大学医学部卒。外務省の医務官として9年間海外勤務後、高齢者対象の在宅訪問診療に従事。
2003年『廃用者』で小説家デビュー
2014年『悪医』で日本医療小説大賞受賞
2015年『移植屋さん』で上方落語台本優秀賞受賞
他に『破裂』『無痛』『糾弾 まず石を投げよ』『神の手』『第五番』『芥川症』『いつか、あなたも』『虚栄』『反社会品』『老乱』『テロリストの処方』『祝祭』『嗤う名医』『老父よ、帰れ』『怖い患者』『MR』『砂の宮殿』
新書やエッセイに、『大学病院のウラは墓場』『医療幻想――「思い込み」が患者を殺す』『日本人の死に時 医者だった父の、多くを望まない最後』『人間の死に方』『カラダはすごい!』など。
本名の久家義之(くげ・よしゆき)名義で、『大使館なんかいらない』『呆然!ニッポン大使館―外務省医務官の泣き笑い駐在記』『老いて楽になる人、老いて苦しくなる人』