新川帆立(しんかわ・ほたて)
1991年2月生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラスで生まれ、宮崎県宮崎市で育つ。東京大学法学部卒業。弁護士として勤務。
高校では囲碁の全国大会へ出場。司法修習中に最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストに合格し、プロ雀士としても活動経験あり。作家を志したきっかけは16歳の頃、夏目漱石の『吾輩は猫である』に感銘を受けたこと。
2021年第19回「このミステリーがすごい」大賞を受賞し、『元彼の遺言状』でデビュー。
2022年『倒産続きの彼女』、『剣持麗子のワンナイト推理』『競争の番人』『競争の番人 内偵の王子』『先祖探偵』
2023年『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』『縁切り上等! 離婚弁護士松岡紬の事件ファイル』
2024年『女の国会』『ひまわり』
エッセイに『帆立の詫び状 おっとっと編』、『帆立の詫び状 てんやわんや編』
司法修習中に最高位戦日本プロ麻雀協会プロテストに首席で合格。1年間だけプロ雀士として活動。
2021年1月より弁護士を休職し、作家業に専念している。
夫の仕事に伴って、アメリカに1年間住み、その後はイギリスへ。
東大在学時代に共に切磋琢磨した弁護士と事実婚。『元彼の遺言状』を3週間で書き上げたが、この間、執筆中は何もできなくなる彼女に代わり、旦那さんが家事全般をこなしてくれたという。
今でも、「実は夫が家事の9割をやってくれています(笑)。……私の担当は、洗濯物をたたむこと。5歳でもできるようなことですが、そのくらいで勘弁してもらっています」