20日に放送されたテレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅・第20弾」は、北海道編。ちょうど1年前、私は北海道を旅行していたこともあり、興味深く観た。
北海道はバス路線が少ないので、ルートの選択肢も限られており、今回はちょっと面白味に欠けたかな。次回に期待。
今年(2014年)も長崎県川棚駅前にある喫茶パーラー「あんでるせん」の予約が取れ、お邪魔できることになった。
それに合わせて仕事も1日休みを取り、今年は12月11日(木)から14日(日)まで、3泊4日の旅となった。
往復はANA利用で、ともに「前売り28」で購入した。行きは宮崎空港着で、12,390円の安さである。飛行機は前売りが本当に安い。
11日、いつもより早めに仕事を終え、午後4時40分ごろ家を出た。途中、上野で下車して、ヨドバシカメラにて予約していた、年賀状ポストカードを受け取る。
私の年賀状は上半分が写真で、あとは無地。文面はすべて手書きの労作である。従って、あまり多くの人には出せないし、出す友人もいない。
今回はポイントを使ったので料金はタダだったが、内訳を見ると、無地にも拘わらず手数料が345円入っていた。これ、昔は0円だったのに、だんだん料金が上がってくる。極めて不愉快である。
モノレール浜松町で、「羽割きっぷ」を買う。空港までの往復で800円というもので、ふつうに買うより150円ぐらい得をする。知っておいて損はない切符である(註:現在は販売終了となった)。
17時35分の空港快速に乗り損ねたが、18時40分の便なので、ギリギリ大丈夫。その次の普通電車に乗り、終点・羽田空港第2ビルで降りて、チェックインを済ます。と、我が搭乗口に大勢の高校生がいた。ちょっと時期のズレた修学旅行と思われるが、いい思い出を作ってほしいと思う。
飛行機が15分遅れる、との放送があった。飛行機が鉄道に敵わないもの、それは時間の正確さで、定刻に飛び立つことはないと覚悟したほうがいい。よって15分の遅れなら、十分許容範囲である。
もっとも飛行機はさらに遅れ、19時ちょうどの離陸だった。
私のシート「5B」はビジネスシートの最前列で、やや勝手が悪い。ただしスッチー(客室乗務員)は粒揃いで、私に飲み物をくれたスッチーは、木村多江と坂下千里子を足したような美人だった。
機内誌を読むと、山形県の特集があった。ラーメンが手もみで美味そうで、これから九州へ向かうというのに、東北への旅情をかきたてられる。こういう時間がいちばん楽しい。
宮崎ブーゲンビリア空港には、20時47分に着陸した。そのまま宮崎空港駅に向かう。日本全国に空港がいくつあるか知らないけれど、空港とJRが直結している例は、新千歳空港とここぐらいではないか。すこぶる便利で、ありがたい。
自動券売機で宮崎までの切符を買う。次に乗るべきは、昨年も乗った「特急ひゅうが8号」で、宮崎までなら普通料金で乗車できるのだ。
車両はメタリック系のデザインが斬新だ。昨年はガラガラだったが、今年は乗客が多かった。
21時07分発。すぐに車内放送があり、「運転手はカイ、車掌はシミズ…」には、吹いてしまった。
次の南宮崎で大勢の乗車があり、5両編成にも拘わらず、私の隣の席にもご婦人が座った。
宮崎着21時15分。降りる時、座席の前ポケットにあった九州情報誌「Please」をいただいた。
宮崎駅の改札を抜けると、みどりの窓口の前に各所のパンフレットがあり、その中に壇蜜が表紙のものがあったので、これもいただいた。
今日泊まる宿は「宮崎ファイブシーズホテル」である。朝食付きで3,475円という廉価なのに、有料ビデオが無料で観られる特典まで付いており、昨年に続いての予約となった。
もっともホテルまでは遠い。私は駅前の大通りを歩く。宮崎は日本全国に名の知られた土地なのに、駅前に繁華街がない。見渡す限りオフィス街で、無機質な感じがする。
かなり歩いて左手を見ると、その繁華街のようなものが見える。?? 私も宮崎には何回か訪れているが、いやこれは気が付かなかった。
昨年の経験から、ホテルはこの繁華街の延長線上にある。私はその通りに入った。
と、ここに飲食街があり、賑やかだった。この類は橘通りだけかと思ったが、やはり駅前にもあったのだ。私はちょっと、うれしくなった。
昨年は、ホテルの横にあるラーメン屋「味七」で夜食を摂ったのだが、今年は別の店に入ろうと思う。あのおっちゃんも面白かったのだが、ちょっとラーメンの脂がキツかった。
何かのコンテストで入賞したという、ラーメン店に入った。ラーメンに半チャーハン、一口ギョーザが4つ付いたラーメンセットを頼む(950円)。
こういう店のラーメンは大概ハズレがない。ここのラーメンも美味かったが、単品は630円で、もう一声安くしてほしい感じ。一口ギョーザも文字通り一口大で、ちょっと食べ応えがなかった。
ホテルにチェックインする。広さはこんなものだが、ティーサーバーの設置がないのは不満。しかし廉価だからしょうがない。あと、ライティングデスクの鏡も余計だ。これだと私の薄毛がイヤでも目に入るからだ。本当に私の頭は、薄くなった。ほとんど「中住まい」といっていい。
ビデオはプログラム方式で、やや期待はずれ。これでは流れてくる番組を受け身で観るだけ、つまり早送りや一時停止が利かないので、使い勝手が悪いのだ。もっとも昨年は、これで満足していたのだ。
EXILEのMATSU(松本利夫)が主役を務める日本テレビ系「ビンタ!」とザッピングしながら観た。
なお、ビデオは宇沙城らんが初々しい艶技をしていたことを特記しておく。
かくして九州の初日が終わった。
(つづく)
北海道はバス路線が少ないので、ルートの選択肢も限られており、今回はちょっと面白味に欠けたかな。次回に期待。
今年(2014年)も長崎県川棚駅前にある喫茶パーラー「あんでるせん」の予約が取れ、お邪魔できることになった。
それに合わせて仕事も1日休みを取り、今年は12月11日(木)から14日(日)まで、3泊4日の旅となった。
往復はANA利用で、ともに「前売り28」で購入した。行きは宮崎空港着で、12,390円の安さである。飛行機は前売りが本当に安い。
11日、いつもより早めに仕事を終え、午後4時40分ごろ家を出た。途中、上野で下車して、ヨドバシカメラにて予約していた、年賀状ポストカードを受け取る。
私の年賀状は上半分が写真で、あとは無地。文面はすべて手書きの労作である。従って、あまり多くの人には出せないし、出す友人もいない。
今回はポイントを使ったので料金はタダだったが、内訳を見ると、無地にも拘わらず手数料が345円入っていた。これ、昔は0円だったのに、だんだん料金が上がってくる。極めて不愉快である。
モノレール浜松町で、「羽割きっぷ」を買う。空港までの往復で800円というもので、ふつうに買うより150円ぐらい得をする。知っておいて損はない切符である(註:現在は販売終了となった)。
17時35分の空港快速に乗り損ねたが、18時40分の便なので、ギリギリ大丈夫。その次の普通電車に乗り、終点・羽田空港第2ビルで降りて、チェックインを済ます。と、我が搭乗口に大勢の高校生がいた。ちょっと時期のズレた修学旅行と思われるが、いい思い出を作ってほしいと思う。
飛行機が15分遅れる、との放送があった。飛行機が鉄道に敵わないもの、それは時間の正確さで、定刻に飛び立つことはないと覚悟したほうがいい。よって15分の遅れなら、十分許容範囲である。
もっとも飛行機はさらに遅れ、19時ちょうどの離陸だった。
私のシート「5B」はビジネスシートの最前列で、やや勝手が悪い。ただしスッチー(客室乗務員)は粒揃いで、私に飲み物をくれたスッチーは、木村多江と坂下千里子を足したような美人だった。
機内誌を読むと、山形県の特集があった。ラーメンが手もみで美味そうで、これから九州へ向かうというのに、東北への旅情をかきたてられる。こういう時間がいちばん楽しい。
宮崎ブーゲンビリア空港には、20時47分に着陸した。そのまま宮崎空港駅に向かう。日本全国に空港がいくつあるか知らないけれど、空港とJRが直結している例は、新千歳空港とここぐらいではないか。すこぶる便利で、ありがたい。
自動券売機で宮崎までの切符を買う。次に乗るべきは、昨年も乗った「特急ひゅうが8号」で、宮崎までなら普通料金で乗車できるのだ。
車両はメタリック系のデザインが斬新だ。昨年はガラガラだったが、今年は乗客が多かった。
21時07分発。すぐに車内放送があり、「運転手はカイ、車掌はシミズ…」には、吹いてしまった。
次の南宮崎で大勢の乗車があり、5両編成にも拘わらず、私の隣の席にもご婦人が座った。
宮崎着21時15分。降りる時、座席の前ポケットにあった九州情報誌「Please」をいただいた。
宮崎駅の改札を抜けると、みどりの窓口の前に各所のパンフレットがあり、その中に壇蜜が表紙のものがあったので、これもいただいた。
今日泊まる宿は「宮崎ファイブシーズホテル」である。朝食付きで3,475円という廉価なのに、有料ビデオが無料で観られる特典まで付いており、昨年に続いての予約となった。
もっともホテルまでは遠い。私は駅前の大通りを歩く。宮崎は日本全国に名の知られた土地なのに、駅前に繁華街がない。見渡す限りオフィス街で、無機質な感じがする。
かなり歩いて左手を見ると、その繁華街のようなものが見える。?? 私も宮崎には何回か訪れているが、いやこれは気が付かなかった。
昨年の経験から、ホテルはこの繁華街の延長線上にある。私はその通りに入った。
と、ここに飲食街があり、賑やかだった。この類は橘通りだけかと思ったが、やはり駅前にもあったのだ。私はちょっと、うれしくなった。
昨年は、ホテルの横にあるラーメン屋「味七」で夜食を摂ったのだが、今年は別の店に入ろうと思う。あのおっちゃんも面白かったのだが、ちょっとラーメンの脂がキツかった。
何かのコンテストで入賞したという、ラーメン店に入った。ラーメンに半チャーハン、一口ギョーザが4つ付いたラーメンセットを頼む(950円)。
こういう店のラーメンは大概ハズレがない。ここのラーメンも美味かったが、単品は630円で、もう一声安くしてほしい感じ。一口ギョーザも文字通り一口大で、ちょっと食べ応えがなかった。
ホテルにチェックインする。広さはこんなものだが、ティーサーバーの設置がないのは不満。しかし廉価だからしょうがない。あと、ライティングデスクの鏡も余計だ。これだと私の薄毛がイヤでも目に入るからだ。本当に私の頭は、薄くなった。ほとんど「中住まい」といっていい。
ビデオはプログラム方式で、やや期待はずれ。これでは流れてくる番組を受け身で観るだけ、つまり早送りや一時停止が利かないので、使い勝手が悪いのだ。もっとも昨年は、これで満足していたのだ。
EXILEのMATSU(松本利夫)が主役を務める日本テレビ系「ビンタ!」とザッピングしながら観た。
なお、ビデオは宇沙城らんが初々しい艶技をしていたことを特記しておく。
かくして九州の初日が終わった。
(つづく)