一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

G.W.旅行・1

2016-08-10 22:14:42 | 旅行記・G.W.編
(8日のつづき)
「ひろしまフラワーフェスティバル」は今年が40回目。平和大通りでのパレードがメインになるが、規模が大きいので、周りのあっちこっちでミニイベントもやっている。この辺りも博多どんたくと同じだ。
もっとも、パレードには参加団体のほとんどが参加するので、これだけ見ておけば間違いない。
私は折り畳み傘を広げ、会場に向かう。
いくらか迷って平和大通りに着くと、すでに大パレードが始まっていた。事前の調べでは11時開始だったので遅刻だが、承知の上だ。朝自宅にいたことを思えば、午前中にこの会場にいること自体が奇跡ともいえる。
私は本部でタブロイド判の「公式ガイド」をいただく。見ると、このイベントは5日までの開催だった。それなら鹿児島を起点にした逆コースを真剣に考えるべきだったかもしれない。砂の祭典は雨でもいいが、パレードイベントに雨は困るからである。
実際旅先での雨はどうしようもなく、まず、傘をさすことで片手の自由が奪われる。そして後ろのリュックにも気を遣わなければならない。
さらにカメラ撮影もめんどうだ。無理に撮ろうとすれば、傘を首筋に挟んでパチリ、ということになるが、これが正当な撮影姿勢とは思われない。
しかし私は広島に来てしまった。いまはこの条件でせいぜい楽しむしかない。
バトンサークルが通る。パレードでの定番だ。
あたりの見物客は少ない方だと思うのだが、みんな傘をさしているのがネックだ。ふつうに見るぶんには構わないが、カメラでの撮影は困難を極める。横に一列いるだけで傘が盛大に画面に入り、撮影の邪魔になるのだ。
各地のミスがオープンカーに乗ってきた。けっこうな数である。みなさん美形だが、そんなわけだからカメラに収めるチャンスがない。
ミスユニバース広島?の団体が続く。何だか妙になまめかしいが、彼女らはアジア人か? 女性でいいんだろうな? 中には福岡県中洲チームの例もあるから、油断はできない。

沿道では屋台が出ているが、買う気はしない。やはり割高のイメージがあるからだ。
ダンスサークルとか、チアリーダーとか、定番の団体が通る。Tシャツ隊はそのまま踊っているが、中には雨合羽を着用した団体もある。やむを得ないこととはいえ、これでは演者もおもしろくなかろう。



またミスの集団が登場した。広島県各地から来ていて、それが順繰りに出ているらしい。晴れていれば撮影に専念できるのだが、これではパチパチとしか撮れない。
どこかの民族衣装を着た、ヒッピーみたいな団体が通る。これも博多どんたくと同じで、軽いデジャヴュを覚える。
ご婦人の団体がしゃもじを叩いている。これも博多と同じだ。なぜしゃもじを叩くか――。
博多の場合は、どんたく隊が商家の前を通った時、夕餉の支度をしていた奥さんが、どうにも我慢できずにしゃもじを叩いて踊りだした、というのがルーツとされる。広島はどうなのだろう。
浴衣姿の団体がいるが、そのまま踊っているのでびっしょりだ。マニアにはたまらないところである。
今度は地方のミスが登場した。いやはやこのフラワーフェスティバル、美人の登場頻度は博多より高い。

終盤は再び、地元の音楽隊と中・高校のバトン部だ。そしてまた、広島県内のミス。こちらもひときわ美しい。眼福ありがとうございました。

午後2時過ぎに最終団体がスタートして、大パレードは終了した。
とはいえ私としては、ちょっと消化不良である。私は周りで行われているミニステージを観に行くが、傘の花が邪魔で、演者が見えない。
4時からはカーネーションステージで、平原綾香のライブがある。私は芸能人大好きなので拝聴したいが、それまで間が持たない。
平和公園に入ると、円錐状の花壇がそびえており、そのてっぺんでは聖火が燃えていた。いかにも広島という気がする。私がこうして観光ができるのも、日本が平和だからだ。
踵を返してふらふら歩いていたら、スタッフのお姉さんから、「Red Bull」なるものをいただいた。試供品らしい。
プルトップを開けてくれたのでぐびぐび飲むと、喉が渇いていたこともあり、美味かった。まさか広島の地で「配給」を受けるとは思わなかったから、感激である。
NHK広島放送局のイベントは1階のフリースペースで行われているので、雨露をしのげる。
覗いてみると、今は武田修宏がMCの、料理トークショーをやっていた。
そのステージの下には客席が設けてあり、八分の入りである。私はカメラを構えかけたが、最近は芸能人の撮影NGも多いので、そのまま両手を下ろした。
トークショーが終わると、この後はサンバショーをやる、とのことだった。これは楽しみである。
時間つなぎに表を歩くと、今度は不二家の「ホームパイ」をいただいた。ありがたいことで、これで空腹感がだいぶ薄れた。
3時近くにNHKに戻る。客席はほぼ満席である。私は右手前の空きスペースで立ち見することにした。
定刻になって、ステージ上に、大太鼓やら小さな打楽器やらを叩きながら、楽器隊が現れた。

その音がまた大迫力だ。しばしの演奏が終わると、チームの紹介。神戸にあるチームだという。その中の一人、工藤めぐみさんは世界的に有名で、リオで踊ったこともあるらしい。その彼女を含めたダンサーが、ステージ下に現れた。
(つづく)
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