そのまま4日(水・祝)の朝6時を過ぎてしまった。さすがに時間が経ち過ぎだろう、とフロントに行くと、係の人は、3時に起こしにきたという。
でも、戸をノックした音は全然聞こえなかった。いくら夜中とはいえ、ノックが軽すぎたんじゃないのか?
甚だ不愉快だが、私は改めてシャワーを所望する。数人予約がいたが、10時過ぎのチェックアウトまで、さすがに間に合うだろうと思った。
今度はノックの音が聞こえ、7時半にシャワーを浴びられることになった。
9時ごろにチャックアウトした。前日3日は、ここ博多にも雨が降り、オープニングパレードはやったものの、以下のプログラムは中止になったという。
実は博多どんたくに雨はつきもので、2日間開催のどちらかには雨が降る、というジンクスがある。事実雨男の私も、ここ博多で何度か被害に遭っている。でも今日は快晴、ものすごい暑さになりそうだ。
その前に朝食である。気が利かないが、前夜と同じ吉野家に入った。並(380円)を注文し、かっこむ。やはりこれがいちばん費用対効果がよい。
いよいよ「第55回博多どんたく港まつり」である。私の定跡では、博多駅本舞台から観戦が始まる。が、昨年の調べではこの期間中、どこかのステージで地元アイドルの水着ファッションショーをやっていたことが判明した。毎年の定番らしい。
ティーン好き(Hon氏談)の私としては無視できないイベントだが、それがどこで行われるかのかが分からない。死に物狂いで調べれば判明するだろうが、そこまですることもない。私は予定通り駅前に向かった。
まだ時間が早いので、開場はしていない。注目すべきは舞台の位置が反対になったこと。これは何か意味があるのだろうが、分からない。
開場し、300ぐらいある椅子席はほとんど埋まった。私は立ったまま。
10時になり、「日向ひょっとこ踊り愛好会」からスタートした。まあこのあたりは軽く鑑賞する。
2番手のジャズダンスの演舞の後に、福岡県警音楽隊が登場した。これが毎年楽しみなのだ。
まずは名刺代わりに「ぼんち可愛や」の演奏。曲目を紹介する婦警さんの顔と制服がかわいらしい。
続いて「西部警察2・ワンダフルライフ」。警察関係者にピッタリの曲である。なかなか勇壮で、私は早くも感動してしまう。
さらに「MASKのテーマ」「上を向いて歩こう」と演奏する。素晴らしい!
総合MCいわく、この4月に「KITTE博多」が開業したという。私の背後にあるそれだ。この2階踊り場から見物している人もいる。
そうか! ステージの移動は、彼ら見物客のためだったのだ。
1チーム置いて、次は陸上自衛隊第4音楽隊の登場である。…あれ? 今まで自衛隊の演奏なんてあっただろうか。でももちろん拝聴する。
Jazzの演奏をやった後、AKB48の「365日の紙飛行機」となった。キュートな女性自衛官が3人登場し、演奏に合わせて歌う。自衛官マニアには堪らないひと時である。
さらにSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」(違うかもしれない)、「進撃の巨人のテーマ」、1970年代のヒット曲メドレーなど、緩急自在の演奏だ。
だが私は「大」をもよおしてきてしまい、駅内のデパートに入った。
戻ってくると、「花は咲く」を歌っていた。
…それはいいのだが、私は例年、ここでこんなに時間を割いていただろうか? けっこう早い時間に「はかた駅前どんたくストリート」に移動してなかったか?
自衛隊の演奏が終わり、私はそそくさとそちらに向かう。しかし案の定あらかたの演舞が終わっており、私は呆然とした。
車道では、福岡市消防音楽隊のバトントワラーが演舞している。昨年、一昨年と撮らせてもらったフラッグの女性がいたので、今年もパチリ。
しかし、沿道の客が多くないか? オーラス、精華女子高等学校吹奏楽部の演奏になったが、昨年は何とか撮れた彼女らが、今年はヒトの頭が邪魔で、ほとんど撮れない。
…そうか、昨日観られなかった人が。今日観戦に来たのだ。つまり2日分の客がいるわけだ。
精華女子の演奏も終わり、どんたくストリートは終了。自衛隊の演奏を堪能したからしょうがないが、観戦の配分を間違えた。
「定跡」に戻り、大博通り沿いにある博多区演舞台に行く。ここでなぜか募金をするのがキマリなのだ。
ここの敷地は大きくないが、今年は舞台を大きくして、やや趣を変えていた。演者も若く、今は子供たちのダンスが行われていた。
私は100円を募金する。そのまま出ようとすると呼び止められ、御礼をくれた。
とんこつラーメン1袋、和菓子、チロリアン6本…。けっこうな量である。期待しているともらえず、期待してないともらえる。人生欲をかいてはいけないようだ。
そのまま櫛田神社に入った。参拝したいが、列を作っている。私は並んでまで参拝したくないので、ここはパスする。
その横でお茶のサービスがあり、例年通り、ここで喉をうるおした。
喉が渇いたので、コンビニに入る。1リットルパックのウーロン茶は、キャンペーンでTポイントが15ついていた。だからこれを買ったのに、レジでは「もうすでにポイントが入っていますから」と意味不明なことを言われ、Tカードを受け付けてくれなかった。
店の名誉のために店名は伏せるが、やや不可解だった。
天神中央公園に入る。ここは「若者かたらんネ!広場」だ。
私は昨年、写真コンクールに初めて投稿した。結果、いちばん下の佳作に1点入ったのだが、それがここで撮った写真だった。
佳作は、自分では納得していないので、今年は少しでも上の賞を獲りたいが、それにしてはこの会場も人が多い。
何だか気分が殺がれたが、私はその横で出展しているJTに寄り、ゴミ袋をいただいた。付属のトングでゴミを拾い、返却すれば記念品をいただけるという寸法だ。
私はその先の「お祭り本舞台(市役所前)」に行く。ここもものすごい人出だ。
ここでの定跡はマルちゃんのごぼ天うどんを食すことである。
早速ブースに行き、昼食用1ヶ、持ち帰り用3ヶを買う。〆て400円はキャンペーン料金で激安だ。
お湯を注いでもらい、すする。美味い!!
ごぼうもシャキシャキしていて、出汁も品がいい。ごぼ天うどんが関東で売られてないのが残念でならない。
(つづく)
でも、戸をノックした音は全然聞こえなかった。いくら夜中とはいえ、ノックが軽すぎたんじゃないのか?
甚だ不愉快だが、私は改めてシャワーを所望する。数人予約がいたが、10時過ぎのチェックアウトまで、さすがに間に合うだろうと思った。
今度はノックの音が聞こえ、7時半にシャワーを浴びられることになった。
9時ごろにチャックアウトした。前日3日は、ここ博多にも雨が降り、オープニングパレードはやったものの、以下のプログラムは中止になったという。
実は博多どんたくに雨はつきもので、2日間開催のどちらかには雨が降る、というジンクスがある。事実雨男の私も、ここ博多で何度か被害に遭っている。でも今日は快晴、ものすごい暑さになりそうだ。
その前に朝食である。気が利かないが、前夜と同じ吉野家に入った。並(380円)を注文し、かっこむ。やはりこれがいちばん費用対効果がよい。
いよいよ「第55回博多どんたく港まつり」である。私の定跡では、博多駅本舞台から観戦が始まる。が、昨年の調べではこの期間中、どこかのステージで地元アイドルの水着ファッションショーをやっていたことが判明した。毎年の定番らしい。
ティーン好き(Hon氏談)の私としては無視できないイベントだが、それがどこで行われるかのかが分からない。死に物狂いで調べれば判明するだろうが、そこまですることもない。私は予定通り駅前に向かった。
まだ時間が早いので、開場はしていない。注目すべきは舞台の位置が反対になったこと。これは何か意味があるのだろうが、分からない。
開場し、300ぐらいある椅子席はほとんど埋まった。私は立ったまま。
10時になり、「日向ひょっとこ踊り愛好会」からスタートした。まあこのあたりは軽く鑑賞する。
2番手のジャズダンスの演舞の後に、福岡県警音楽隊が登場した。これが毎年楽しみなのだ。
まずは名刺代わりに「ぼんち可愛や」の演奏。曲目を紹介する婦警さんの顔と制服がかわいらしい。
続いて「西部警察2・ワンダフルライフ」。警察関係者にピッタリの曲である。なかなか勇壮で、私は早くも感動してしまう。
さらに「MASKのテーマ」「上を向いて歩こう」と演奏する。素晴らしい!
総合MCいわく、この4月に「KITTE博多」が開業したという。私の背後にあるそれだ。この2階踊り場から見物している人もいる。
そうか! ステージの移動は、彼ら見物客のためだったのだ。
1チーム置いて、次は陸上自衛隊第4音楽隊の登場である。…あれ? 今まで自衛隊の演奏なんてあっただろうか。でももちろん拝聴する。
Jazzの演奏をやった後、AKB48の「365日の紙飛行機」となった。キュートな女性自衛官が3人登場し、演奏に合わせて歌う。自衛官マニアには堪らないひと時である。
さらにSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」(違うかもしれない)、「進撃の巨人のテーマ」、1970年代のヒット曲メドレーなど、緩急自在の演奏だ。
だが私は「大」をもよおしてきてしまい、駅内のデパートに入った。
戻ってくると、「花は咲く」を歌っていた。
…それはいいのだが、私は例年、ここでこんなに時間を割いていただろうか? けっこう早い時間に「はかた駅前どんたくストリート」に移動してなかったか?
自衛隊の演奏が終わり、私はそそくさとそちらに向かう。しかし案の定あらかたの演舞が終わっており、私は呆然とした。
車道では、福岡市消防音楽隊のバトントワラーが演舞している。昨年、一昨年と撮らせてもらったフラッグの女性がいたので、今年もパチリ。
しかし、沿道の客が多くないか? オーラス、精華女子高等学校吹奏楽部の演奏になったが、昨年は何とか撮れた彼女らが、今年はヒトの頭が邪魔で、ほとんど撮れない。
…そうか、昨日観られなかった人が。今日観戦に来たのだ。つまり2日分の客がいるわけだ。
精華女子の演奏も終わり、どんたくストリートは終了。自衛隊の演奏を堪能したからしょうがないが、観戦の配分を間違えた。
「定跡」に戻り、大博通り沿いにある博多区演舞台に行く。ここでなぜか募金をするのがキマリなのだ。
ここの敷地は大きくないが、今年は舞台を大きくして、やや趣を変えていた。演者も若く、今は子供たちのダンスが行われていた。
私は100円を募金する。そのまま出ようとすると呼び止められ、御礼をくれた。
とんこつラーメン1袋、和菓子、チロリアン6本…。けっこうな量である。期待しているともらえず、期待してないともらえる。人生欲をかいてはいけないようだ。
そのまま櫛田神社に入った。参拝したいが、列を作っている。私は並んでまで参拝したくないので、ここはパスする。
その横でお茶のサービスがあり、例年通り、ここで喉をうるおした。
喉が渇いたので、コンビニに入る。1リットルパックのウーロン茶は、キャンペーンでTポイントが15ついていた。だからこれを買ったのに、レジでは「もうすでにポイントが入っていますから」と意味不明なことを言われ、Tカードを受け付けてくれなかった。
店の名誉のために店名は伏せるが、やや不可解だった。
天神中央公園に入る。ここは「若者かたらんネ!広場」だ。
私は昨年、写真コンクールに初めて投稿した。結果、いちばん下の佳作に1点入ったのだが、それがここで撮った写真だった。
佳作は、自分では納得していないので、今年は少しでも上の賞を獲りたいが、それにしてはこの会場も人が多い。
何だか気分が殺がれたが、私はその横で出展しているJTに寄り、ゴミ袋をいただいた。付属のトングでゴミを拾い、返却すれば記念品をいただけるという寸法だ。
私はその先の「お祭り本舞台(市役所前)」に行く。ここもものすごい人出だ。
ここでの定跡はマルちゃんのごぼ天うどんを食すことである。
早速ブースに行き、昼食用1ヶ、持ち帰り用3ヶを買う。〆て400円はキャンペーン料金で激安だ。
お湯を注いでもらい、すする。美味い!!
ごぼうもシャキシャキしていて、出汁も品がいい。ごぼ天うどんが関東で売られてないのが残念でならない。
(つづく)