時刻は16時30分を過ぎた。ここから博多どんたくは佳境に入る。「昨年度入賞どんたく隊」の登場である。
まずは「博多民謡協会どんたく隊」である。昨年は福岡市長賞を受賞。和装なのに「恋するフォーチュンクッキー」の音楽に乗っているところがいい。
「福岡民謡舞踊四季の会」は福岡商工会議所会頭賞受賞。こちらも大人数での構成である。
「じろ長どんたく隊」は西日本新聞社賞受賞。きものの衿に「じろ長」の白文字が映える。ただ、演者のお嬢さん方にやや笑顔が少なかったか。




続いて「大学・一般の部」である。
「福岡こども短期大学」は水色やピンクのハッピを着て登場。派手さはないが清々しい。和楽器隊は袴着用で、これもよく似合っていた。
「福岡大学応援指導部吹奏楽団・福岡大学附属若葉高校吹奏楽部」は合同バンド。表情にやや緊張感が見られた。
「福岡県立香椎高校吹奏楽部OB会」はおじさん方の参加も多い。母校愛があるのはいいことである。福岡ソフトバンクホークスの応援歌を演奏した。
「社会福祉法人学正会児童養護施設白梅学園」はブルーのジャケットに統一し、大人のブラバンを演出している。
「FUKUOKA Dream Scoutsどんたく隊」はどういう団体か分からぬが、若者が多い。こちらは深緑のTシャツで統一されており、やはり福岡ソフトバンクホークスの応援歌を演奏した。




続いて「ゲストバンドの部」。
「中村学園女子中学・高等学校バトン部 TEAM OF NAKAMURA」は動きやすそうなコスチュームだが、色使いが若干重たかった気がする。
続いて「陸上自衛隊第4音楽隊」。演奏の曲名は分からぬが、いつもの「らしい」音楽である。
「福岡県警察音楽隊」は、フラッグ隊のお嬢さんが久々に登場である。後方からは白の制服の音楽隊が見事な演奏を行う。




続いて「他都市どんたく隊」である。まずは「タイ王国どんたく隊」。先頭を歩く超美人はミス・タイであろう。いつも思うのだが、ここで参加の人たちは、日本在住なのだろうか? それなら数が多すぎると思うのだが……。
「インドネシア共和国どんたく隊」は、トラの顔にライオンの毛、それに孔雀の羽根を付けた架空の動物のモニュメントを掲げての行進である。そしてこの暑いのに、女性陣は肌の露出がほとんどない。
「薩摩川内おどり太鼓どんたく隊」は、2人の親善大使が幟を持つ。やはりパレードはこうでなくてはならない。和楽器隊は軽やかな笛の音に乗り、軽快に太鼓を叩く。ちょっと派手目のメイクがよくマッチしている。


ここから「若者委員会どんたく隊」に入る。
「ジュニア・リズム・バトン・フレンズ・スーパーエンジェルス」はおもに小中学生のバトン。一生懸命に演じている姿勢がよい。
「真弓ダンススタジオ」も博多どんたくに欠かせないチームで、昨年はRKB毎日放送賞を受賞している。今年はいつものカウガールの中に、編笠の一団をブレンドした。
「コスモ★KID’S CLUB」は厚めな和装だが、暑くないのだろうか。
「西南学園どんたく隊」がきた。私が毎年楽しみにしている……というか、それはチアリーダーに向けられるものだが、彼女らは今年もアメリカンフットボール部の面々にガードされ、その御々脚がよく見えない。
逆なのだ。チアを外側にして、選手は中にいなければならない。たぶんカメラ小僧対策なのだろうが、博多どんたくでそんなケチな考えをしているようではダメである。
続いては「九州大学大橋キャンパス芸工祭どんたく隊」である。ここも私の好きなチームで、学生諸君はゴザを着用し、思い思いのデザインをする。東京の藝大もそうだが、芸術系の大学はハチャメチャなところがあり、私は好きだ。




ここから「一般どんたく隊」に入る。
「アザレインターナショナルどんたく隊」もお馴染みで、昨年は「下澤轍賞」を受賞している。ピンクのコスチュームがかわいらしい。「アザレ!」の掛け声が今年も元気だ。
「金光教マーチングバンド隊」はピンクのTシャツで、意外にサッパリしている。
「福岡・ミャンマー友だちの会」「日本カンボジアどんたく隊」「九州モンゴルトーノ友好会」「ベトバムフェスティバル福岡実行委員会」は、いずれも各国の美女をちりばめ、大人数で行進する。
「福岡市民生委員児童委員どんたく隊」が行進する。民生委員は国に代わって地域の人々のために働く。民生委員の活躍はもっと世の中に知られていい。
「博多町家・ふるさと館どんたく隊」は、きもの姿にしゃもじを携えての登場である。博多どんたくにしゃもじは欠かせない。
「新天町どんたく隊」は天神駅の近くがそうだ。いつ行っても活気があふれていて、その勢いがここにも表れている。
「福岡市食生活改善推進員協議会」は、奥様方がピンクのエプロンで登場。
「MIHO☆JFHどんたく隊」は小中学生のダンススクールだろうか。
「シュガーレディどんたく隊」、こちらは黒のエプロンを付けての行進である。









時刻は17時40分を回り、影が相当伸びてきた。
「RFCチアダンスwith福岡トヨタチーム」は最強団体の組み合わせ。先行は福岡トヨタチームだろうか。チアの鍛えられた腹筋が素晴らしい。後続のRFCは、社会人はもちろん、女子高生、女子中学生もいる。やっぱりチアはミニスカートに限ると思う。
最後尾にトヨタ社員がハッピを着て行進する。まさに理想的な構成である。
「ゆりの樹Baton Studio」は小学生を中心にかわいらしい構成。
「リング&リズム体操」はお年寄りの方々による健康体操だ。
「商売繁盛やずやどんたく隊」は、昨年の「西島伊三雄賞」を受賞している。今年も招き猫のハリボテで観客の度肝を抜く。後続の女性社員も輝いていて、職場環境のよさが窺える。
「福岡学生献血隊」は献血の呼びかけ。私はクスリを常用しているので、もう献血はできない。
「おかはちウクレレで歌うっ隊」は、もちろんウクレレで軽快に奏でる。
「ふくやどんたくよかもん隊」は、「ふくや号」に続き、社員が行進する。やはりこちらの社員も輝いている。後半にはアビスパ福岡の応援団も続いた。
「九州つばさ会どんたく隊」は、飛行機の愛好会のようだ。
「マミーモアと仲間達」はコミカルな竜を泳がせての行進である。
「福岡ノルディックウォーキングどんたく隊」はサンタクロース姿に扮して行進する。その意図が分からないが、暑くないのかと思う。
「ブルボン福岡どんたく隊」は、みながクマのキャラクターを手にしている。
「沖縄三線どんたく隊」はもちろん、三線をつまびきながらの行進。やはり旅情をかきたてられるが、沖縄に行けるか行けないかは、お盆の時期の私の精神状態による。
「博多しょんがね」も定番のチーム。しゃもじを叩いて「しょんがね!」の掛け声が小気味いい。
そして今年も、あのチームがやってきた。





(つづく)
まずは「博多民謡協会どんたく隊」である。昨年は福岡市長賞を受賞。和装なのに「恋するフォーチュンクッキー」の音楽に乗っているところがいい。
「福岡民謡舞踊四季の会」は福岡商工会議所会頭賞受賞。こちらも大人数での構成である。
「じろ長どんたく隊」は西日本新聞社賞受賞。きものの衿に「じろ長」の白文字が映える。ただ、演者のお嬢さん方にやや笑顔が少なかったか。




続いて「大学・一般の部」である。
「福岡こども短期大学」は水色やピンクのハッピを着て登場。派手さはないが清々しい。和楽器隊は袴着用で、これもよく似合っていた。
「福岡大学応援指導部吹奏楽団・福岡大学附属若葉高校吹奏楽部」は合同バンド。表情にやや緊張感が見られた。
「福岡県立香椎高校吹奏楽部OB会」はおじさん方の参加も多い。母校愛があるのはいいことである。福岡ソフトバンクホークスの応援歌を演奏した。
「社会福祉法人学正会児童養護施設白梅学園」はブルーのジャケットに統一し、大人のブラバンを演出している。
「FUKUOKA Dream Scoutsどんたく隊」はどういう団体か分からぬが、若者が多い。こちらは深緑のTシャツで統一されており、やはり福岡ソフトバンクホークスの応援歌を演奏した。




続いて「ゲストバンドの部」。
「中村学園女子中学・高等学校バトン部 TEAM OF NAKAMURA」は動きやすそうなコスチュームだが、色使いが若干重たかった気がする。
続いて「陸上自衛隊第4音楽隊」。演奏の曲名は分からぬが、いつもの「らしい」音楽である。
「福岡県警察音楽隊」は、フラッグ隊のお嬢さんが久々に登場である。後方からは白の制服の音楽隊が見事な演奏を行う。




続いて「他都市どんたく隊」である。まずは「タイ王国どんたく隊」。先頭を歩く超美人はミス・タイであろう。いつも思うのだが、ここで参加の人たちは、日本在住なのだろうか? それなら数が多すぎると思うのだが……。
「インドネシア共和国どんたく隊」は、トラの顔にライオンの毛、それに孔雀の羽根を付けた架空の動物のモニュメントを掲げての行進である。そしてこの暑いのに、女性陣は肌の露出がほとんどない。
「薩摩川内おどり太鼓どんたく隊」は、2人の親善大使が幟を持つ。やはりパレードはこうでなくてはならない。和楽器隊は軽やかな笛の音に乗り、軽快に太鼓を叩く。ちょっと派手目のメイクがよくマッチしている。


ここから「若者委員会どんたく隊」に入る。
「ジュニア・リズム・バトン・フレンズ・スーパーエンジェルス」はおもに小中学生のバトン。一生懸命に演じている姿勢がよい。
「真弓ダンススタジオ」も博多どんたくに欠かせないチームで、昨年はRKB毎日放送賞を受賞している。今年はいつものカウガールの中に、編笠の一団をブレンドした。
「コスモ★KID’S CLUB」は厚めな和装だが、暑くないのだろうか。
「西南学園どんたく隊」がきた。私が毎年楽しみにしている……というか、それはチアリーダーに向けられるものだが、彼女らは今年もアメリカンフットボール部の面々にガードされ、その御々脚がよく見えない。
逆なのだ。チアを外側にして、選手は中にいなければならない。たぶんカメラ小僧対策なのだろうが、博多どんたくでそんなケチな考えをしているようではダメである。
続いては「九州大学大橋キャンパス芸工祭どんたく隊」である。ここも私の好きなチームで、学生諸君はゴザを着用し、思い思いのデザインをする。東京の藝大もそうだが、芸術系の大学はハチャメチャなところがあり、私は好きだ。




ここから「一般どんたく隊」に入る。
「アザレインターナショナルどんたく隊」もお馴染みで、昨年は「下澤轍賞」を受賞している。ピンクのコスチュームがかわいらしい。「アザレ!」の掛け声が今年も元気だ。
「金光教マーチングバンド隊」はピンクのTシャツで、意外にサッパリしている。
「福岡・ミャンマー友だちの会」「日本カンボジアどんたく隊」「九州モンゴルトーノ友好会」「ベトバムフェスティバル福岡実行委員会」は、いずれも各国の美女をちりばめ、大人数で行進する。
「福岡市民生委員児童委員どんたく隊」が行進する。民生委員は国に代わって地域の人々のために働く。民生委員の活躍はもっと世の中に知られていい。
「博多町家・ふるさと館どんたく隊」は、きもの姿にしゃもじを携えての登場である。博多どんたくにしゃもじは欠かせない。
「新天町どんたく隊」は天神駅の近くがそうだ。いつ行っても活気があふれていて、その勢いがここにも表れている。
「福岡市食生活改善推進員協議会」は、奥様方がピンクのエプロンで登場。
「MIHO☆JFHどんたく隊」は小中学生のダンススクールだろうか。
「シュガーレディどんたく隊」、こちらは黒のエプロンを付けての行進である。









時刻は17時40分を回り、影が相当伸びてきた。
「RFCチアダンスwith福岡トヨタチーム」は最強団体の組み合わせ。先行は福岡トヨタチームだろうか。チアの鍛えられた腹筋が素晴らしい。後続のRFCは、社会人はもちろん、女子高生、女子中学生もいる。やっぱりチアはミニスカートに限ると思う。
最後尾にトヨタ社員がハッピを着て行進する。まさに理想的な構成である。
「ゆりの樹Baton Studio」は小学生を中心にかわいらしい構成。
「リング&リズム体操」はお年寄りの方々による健康体操だ。
「商売繁盛やずやどんたく隊」は、昨年の「西島伊三雄賞」を受賞している。今年も招き猫のハリボテで観客の度肝を抜く。後続の女性社員も輝いていて、職場環境のよさが窺える。
「福岡学生献血隊」は献血の呼びかけ。私はクスリを常用しているので、もう献血はできない。
「おかはちウクレレで歌うっ隊」は、もちろんウクレレで軽快に奏でる。
「ふくやどんたくよかもん隊」は、「ふくや号」に続き、社員が行進する。やはりこちらの社員も輝いている。後半にはアビスパ福岡の応援団も続いた。
「九州つばさ会どんたく隊」は、飛行機の愛好会のようだ。
「マミーモアと仲間達」はコミカルな竜を泳がせての行進である。
「福岡ノルディックウォーキングどんたく隊」はサンタクロース姿に扮して行進する。その意図が分からないが、暑くないのかと思う。
「ブルボン福岡どんたく隊」は、みながクマのキャラクターを手にしている。
「沖縄三線どんたく隊」はもちろん、三線をつまびきながらの行進。やはり旅情をかきたてられるが、沖縄に行けるか行けないかは、お盆の時期の私の精神状態による。
「博多しょんがね」も定番のチーム。しゃもじを叩いて「しょんがね!」の掛け声が小気味いい。
そして今年も、あのチームがやってきた。





(つづく)