「アウトサイダー」の視聴を断念する

テレビ朝日１月５日（木）夜９時から始まる「警視庁アウトサイダー」は、西島秀俊主演の刑事モノで、放送前から楽しみにしていた。ただその時間帯は日テレで「秘密のケンミンSHOW」があるので、リアルタイムではそちらを見、アウトサイダーは録画してじっくり見るつもりだった。
だがその監督が、木村ひさし氏との情報が入ってきた。木村監督は私が大嫌いな演出家のひとりで、全編に渡る小ネタの連発、気分が悪くなるめまぐるしいカット割りは、生理的に合わない。その「破壊力」は凄まじく、実際「民王」や「99.9」で木村監督が演出に入った途端話がおかしくなり、視聴を断念した記憶がある。
また木村監督×西島秀俊といえば、2019年３月に同局で放送された「名探偵・明智小五郎」が有名で、その原作を無視したメチャクチャな演出は、一部の探偵ファンから猛反発が出た。むろん私も同意見だった。そして私は、彼の演出回は見なくなった。
今ドラマのネットでの「みんなの感想」を見ると、やはり否定的な感想が多かった。それでも第１話を見始めたが、意味不明なプロレスの演出が入り、ウンザリ。この時点で視聴を終了し、即消去した。
放送時間は１時間弱しかないのである。こんな無駄な演出をする余裕はないはずで、公私混同も甚だしい。続く第２話も未見のまま、私は番組を消去した。
しかし第３話は別の監督がメガホンを持つということで期待した。
ところが開始５分ごろくらいで、目と頭がクラクラするほどのサブリミナル映像が出てきて、もう視聴断念である。そのままビデオを止め、消去した。この番組は、第２の木村ひさしがいたのか!?
次回は浅野ゆう子がゲストだそうだが、また気持ちの悪い演出が出たら、躊躇なく番組を消去する。
視聴者をナメんなよ。