80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

0系のモックアップ検討

2011-04-19 03:52:57 | 新幹線
こんばんは。

0系新幹線の製作に先立ち、モックアップを作って構造の確認をしてみました。プリントに失敗した紙を流用しているので、いらない線がいっぱい入っていて見苦しい点はご容赦ください。

模型の基本的な構造は4両とも同じなので、斜めにプリントされてしまった15形グリーン車の車端部4.5cmを使って作ることにします。
この写真は窓とドアをすべて抜いたものです。ドアは切り抜く前に、フチドリとして各辺0.75mm大きいシール紙を貼り、その中を切り抜いています。ステンレスボディと同じ表現方法です。



内貼りを貼り合せてから、腰と幕板のカーブをつけてやりましたが、ご覧のように窓の下に内貼りのラインがくっきりと出てしまったので、やはり、貼り合せる前に曲げぐせはつけておいたほうが無難のようです。
ちなみ内貼りはドアとスカートまで一緒になった一枚ものですが、一ヶ所ズレると全てに伝播してしまうため、本番では1両分を3枚くらいに分割して貼り合わせようかと考えています。



両側板と妻板の各パーツが揃いました。右の側板の列車種別窓が抜けていないのは、細丸刀を折ってしまったからです。左側板を抜くときは、まだグラグラしながらも使えていたのですが、その後ポッキリと折れてしまいました。早々に買ってこないといけません。



3面を貼り合せます。妻板ともピッタリ合いました。



が、思わぬ落とし穴が。。
内貼りは妻板の厚さ(1mm)だけ引っ込めて貼るのですが、スカートまで一直線に切ってしまうとこうなりますorz



反対側はこの教訓を活かして、引っ込めるのは車体部分だけにしたので、スカートもちゃんと車端まで伸びました。



この車両は屋根と側板を1枚で作る、いわゆるペーパールーフ工法ではありませんが、実物同様、上屋根(空調)と下屋根に分けて作ることにしたので、下屋根に相当する天井板を載せます。
内貼りを側板の上辺から1mm下げて貼ってあるので、紙厚を差し引いた残りの0.5mm分だけこの写真のように出っ張ります。これがいわゆる「雨樋」になります。
なお、実車の下屋根は緩い傾斜がついていますが、模型ではその必要性はないため、まっ平らなただの板です。



「雨樋」の端につく、雨水やドレンの飛散防止用と思われる出っ張りも表現しています。



本当なら上屋根(空調カバー)も作って、雰囲気を確認しておくべきでしょうが、だいたい現在の設計でいけることがわかったので、モックアップで確認できたミスしやすいポイントや微修正箇所に注意しながら、本番の組み立てに移ろうと思います。


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コメント (2)
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