80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

新幹線0系電車の製作1(着工)

2011-04-23 03:34:39 | 新幹線
こんばんは。

0系が本格的に着工しました。今夜はまず16形グリーン車の窓抜きからスタートしています。

窓抜きに当たり小Rの丸刀がないと不便なので(先日パワーグリップを折ってしまった)、この機会にと意を決し、沖野彫刻様の鉄道模型用彫刻刀のR1.0を導入しました。

ご存知の方も多いと思いますが、この彫刻刀は普通のものと違って刃が内側についているので、切断面がきれいに仕上がるのが特徴です。刃先はこんな感じです。



試しに方向幕窓を抜いてみたところ、確かにきれいに抜けるのですが、普通の彫刻刀とは刃を差し込む位置や力のかけ具合が微妙に違うため、どうしても刃が外側に行きやすいことがわかりました。まあ何枚か抜けば慣れてくるでしょう。



指定席表示窓はR1.0でも大きいので、パワーグリップを修理して使うことにしました。柄の先端1センチくらいを切り落とし、残っている刃を抜いて、その穴に折れた刃を差したところ使えるようになりました。
刃があまり長いとまた折れるので短めにして、刃先が見やすいように柄の先端を斜めにカットしました。



パワーグリップで抜いた指定席表示窓です。ウデの問題もあってこれが限界ですね・・・。まあ一応使えることはわかりましたので、サフェをかけた段階で成形することにします。



ドア部分はプリンタ用シール紙を貼ってから中を抜き落とします。



しかし切り抜くとき、どうしてもカッターの刃が厚いため、シール紙が外側へ押し出されてしまいます。定規の先でちょいちょいと押して戻してやれば済むのですが、彫刻刀のリニューアルついでにカッターにも少し凝ってみようかと下心を出して、「刃厚0.25mm」という極薄刃(普通のは0.45mmくらいらしい)を買ってみました。



ところが刃のサイズが違うじゃあーりませんか。
だいたい皆さんがお持ちの事務用カッターは「A型」で、この刃を使うには「M型」の本体が必要らしい。。また買い物が増えました(-_-)
見にくいですが刃厚はこのくらい違います。



今使っている紙は密度が高く、カッターを入れると「吸い付く」ような感じで力が要るので、極薄刃の方が直線を切るのにもラクではないかと期待しているのですが。。


車体中央につく非常口にもシール紙を貼ります。ただしこちらは切り抜かず、非常口はスジ彫りで表現する予定です。



切り抜きが終わった16形の側板です。カッターマットをはみ出さんばかりの大きさに、改めて新幹線のスケール感を実感。今回はかなり丁寧に抜いているので、あと3両分抜くのに結構時間がかかるかも知れません。



さて、昨日はこんなものも仕入れてきました。エッチング液です。
これで上屋根のルーバーを自製してみようという目論見。
人生初のエッチング。さーどうなりますやら(^^;



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コメント (4)
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