80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

115系800番台の製作(モハ114の床下機器取り付け)

2016-09-04 00:23:38 | 中央東線方面
こんばんは。モハ114のコンプレッサーの置き場について、Satokawaさんより「床下センターで間違いない」とのコメントをいただきましたので、ユニバーサルジョイントとの干渉を避けつつセンター置きが可能か、実際にトライしてみました。


取り付けるのはエンドウのC-2000コンプレッサーです。モハ114の床下機器セットに入っていたものですが、「205系等用」として3個入りで別売もされています。ホワイトメタル製。これを真っ二つに割って、ユニバーサルジョイントをサンドイッチするように取り付けようという試みです。




正面から見ると駆動用モーターが片側(表面側)に寄っているのがわかります。これではセンターでカットすると片側のモーター部分が削りくずとして消えてしまいそうなので、目分量で1:2くらいの比率になるようにカットすることにしました。




無事カットできました。薄い表面は一歩間違うとパーツがバラバラになってしまうのですが、なんとか首の皮一枚でつながっています。




厚い裏面側は、このままではユニバーサルジョイントの首振りに支障するので、ジョイントが当たる部分を中心にヤスリでテーパー状に削り取りました。床板への取り付けは、ネジ穴を開けるだけの幅がないため接着剤(セメダインスーパーXクリヤ)を使いました。




一応、R=610のカーブは問題なく通過することを確認しました。気休め程度ですが、ユニバーサルジョイントのスリーブも片側だけテーパー状に削ってあります。前後方向の搭載位置はほぼスケールどおりとなっていますが、あと2~3mmモーター側に近づけるなど、うまくチューニングすれば、もう少し幅を狭められるかも知れません。




実際の見栄えはどうか確認してみましょう。2-4位側から見たところで、見えているのはコンプの裏側です。シルエット的には問題ありませんね。




こちらは反対の1-2位側で、コンプの表面が見えています。さすがにディティールフルです。




問題は斜めから見たときの“ガニマタ”感ですが、この角度で見る限りは問題なさそうです。よくよく見ると底板が2分割されているため“ソリ”に乗っているように見えてしまうので、新たに底板を作ってフタをしてやれば改善されるかも知れません。




ということで、バラバラに分解しないように注意しながら縦割りにするのと、ユニバーサルジョイントと干渉しないような位置調整に注意すれば、ビジュアル面でも問題なく、実物どおりの「センター置きコンプ」が実現可能との結論に至りました。



車体の方はパンタ部分を削った屋根板を乗せ、側板とのすき間や屋根全体にタミヤパテをすり込んで目止めをしたところで、明日以降に研磨仕上げする予定です。




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コメント (4)
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