80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

上信500形の製作(9)

2019-10-24 23:01:23 | 私鉄電車
長年使った電気配線用の30W半田ごてが壊れたので買い換えました。コンセントを差しても温まらないのでどこかが断線したもよう。こて先の半田を取るために、こて台の代わりにしていたクッキー缶に思いっきりカンカン叩きつけていたのが災いしたのだと思います。今度はだいじに使うためにこて台も買いました。クリーニング用のスポンジも付いていて快適。



ということで、快適な半田付け環境が整ったところで500形のライト関係の配信をしていきます。

ヘッドライトは左右個別にφ3砲弾型電球色LEDを仕込んであります。電流制限抵抗をダッシュボードの下に隠したのはいいのですが、少し光量を抑えようと430Ωに75Ωを継ぎ足したためぎちぎちになってしまいました。光漏れを少なくするためLEDにはアルミパイプを被せてあります。



テールライトは屋根裏に仕込むため今回はひとまずパスして、床板側に取り付ける室内灯と方向幕灯を配線します。どちらも前後進関係なく点灯させるためブリッジダイオードを取り付けますが、このキットは床が高めで台車とのクリアランスが大きいため、先頭側台車近くの床下にこんな形で貼り付けました。センターピンとカプラーの間にある四角い箱がそれです。



ダイオードの出力側端子を床上に引き出し、その先は、仕切りドアの左右にφ0.5洋白線を立てて天井まで導きます。シルバーのドアと一体化してごまかせるだろうとの目論見ですが、まあバレバレですね。笑



方向幕灯の光源はφ3白色LEDを用い、透明の「イロプラ」(おゆまると同等品)の中に埋め込んで光を拡散させます。カッターや彫刻刀を刺すと中がひび割れて光が拡散しやすくなります。硬いアクリルより圧倒的に加工しやすいのがポイント。



一方、室内灯は、導光板がキットに含まれているので光源だけ自作します。t1ベーク板に白色LEDと抵抗を半田づけした簡易基板を作成。



これを導光板の穴に沈め方向幕灯と並列に配線します。なお、導光板にはアルミテープを貼り、反射率UPとともに天井への光漏れを防ぎます。



試験走行ヨシ!遮光していないのでよく光ります。導光板方式なので光量や均一さなどはそれなりですね。。



正面からみたところ。ヘッドライトは個別単独LEDなのでよく光るのは当然として、方向幕も均一でいい感じに光っています。右端が少し欠けてしまうのはキットの仕様とはいえ、なんとかしたいところ。



残るはテールライトですが、こちらは発光面も小さいので光ファイバー導光とします。光源はこんな感じで、導光板の先端に設けた切り欠きに収まるように天井から吊るす予定です。



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2 コメント

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Unknown (市川ネコ蔵)
2019-10-25 00:36:32
キットには灯火類のパーツまでは付属してないのですね。
このあたりの工作は数々の工夫が施されてて流石です!
イロプラ、なかなか良さそうですね!
機会があれば(あるのか?)真似してみたいと思います。
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Unknown (isao)
2019-10-25 09:42:06
市川ネコ蔵さん
メーカーのサイトによれば点灯化用の「基板」は発売予定らしいですが、まあ、いつになることやら・・・。
イロプラ(「おゆまる」も多分同じ)の「透明」は、アクリルなどと違って元々透明度が低く光が拡散しやすいうえ、カッターでサクサク切れるので導光材としては使いやすいと思います。今回はさらに素材内部にわざと“割れ”を作ったので、さらに均質に光るようになりました。大きめの方向幕のある車両でお試しください。
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