80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

お買いもの

2013-01-18 23:13:42 | レイアウト
こんばんは。
今週は時間の関係でなかなか模型に手が出せませんでした。
レイアウトがらみで少しだけ買い物をしましたのでご報告しましょう。

左から順にシーナリーペーパー「石垣(ケンチ)」(型番:SPN2、津川洋行)、スチレン製パターンシート「レンガ」(型番PS-97、JEMA)、プラスタークロス(KATO/ウッドランド・シーニックス)です。
レンガのシートはお茶の水のレモン画翠で、その他は秋葉原のTamTamで調達しました。



はじめの石垣のシーナリーペーパーは、その名のとおりペーパーの台紙に模様が立体的に表現されています。表面はこのような感じで、石の部分がザラザラした素材で実感的に盛り上がっています。格子のピッチは実測で2.2mmくらいです。



この石垣は主に旧線(内回り)の2つのガーダー橋に挟まれたカーブの部分に使っていきます。



レンガ模様のスチレンシートはプレスで模様が表現されています。もともとが建築模型用素材のためそれほど精緻なディティール表現ではありませんが、自作は思いもよらないため重宝な素材といえます。
これは旧線の橋脚に使います。試しに1本分切り出してみました。



模様がついているためイモ付けで組み立てては興ざめですから、突き合わせて接着できるようにヤスリで角を落とします。



これを木製の橋脚の周りに貼り付ければ出来上がり。ほほーなかなかよろしい。もちろん後で塗装はしますが、これだけでも十分実感的です♪



そしてプラスタークロス。これはまだ出番はありませんが山の地肌を作る素材です。
粗く織った布に石こうを付着させたもので、水に浸して貼り付ければ地面が出来上がるというスグレもの。
山だけでなく、その他のブロックの線路脇の地面にも使えるかもしれませんね。



ということで、今回はここまで。。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トンネルポータルなど

2013-01-14 01:18:36 | レイアウト
こんばんは。
天気が下り坂だそうです。東京も雪かな?

さて、引き続き初鹿野セクションをいじっています。が、いろいろ手を出した割にはなかなか進んでいません。

まず、外回り線のトンネルポータル手前に擁壁を組みつけました。背板に合わせてだいたいのイメージで厚紙を段々状にカットし、80度くらいの傾きでトンネルポータルに貼り付けます。ちなみにこれらの紙は「板目紙」という書類を綴じるときの表紙に使う厚紙を使っています。厚みは0.7mmくらいあります。



コンクリート擁壁につき、あまりひずみが出ると見栄えが悪いため、裏側には何ヶ所か補強を入れてあります。



線路上に設置したところです。背板のラインとあまりに形が違うため、このあと背板の方を擁壁に合わせてカットしました。特に右端の山の高さが高すぎるため5センチ近く切り下げました。



内回り線には津川洋行の石積みトンネルポータルを使いますが、設置する前にMr.カラーの「レッドブラウン」を薄く溶いて塗装しておきました。また、中央東線の狭小トンネルのイメージが出るよう設置位置を3mmほど下げてあります。
実際はパンタが折り畳んでしまうほどさらに小さく、模型でもダミーの架線を張ってパンタを誘導してやればそれに近い高さにすることは可能と思われますが、昔の「360円パンタ」ならいざ知らず、昨今の工芸品のような高級パンタを引っかけて飛ばしては目も当てられませんので、この程度の高さでよしとしました。



それからプレートガーダー橋も塗装しました。銀座線の屋根色に使った余りの「近鉄マルーン」(GMスプレー)です。夕方塗ったのでまだ1回塗りしかしておらず、後日、さらに綺麗に塗り重ねる必要があります。
しかし色がつくと俄然、鉄橋らしくなってきますね♪



この鉄橋とトンネルの間の狭い空間に踏切を作ることにしました。
奥の外回り線のトラス橋のスパンが長すぎ、すべてを川幅にしてしまうと渓谷らしくなくなってしまうので、トラスの下からこの踏切へつながる細い道路を作ろうと思います。
その準備として、発泡スチロールのブロックを削った土台をトラス橋の下に配置しました。



きょうはココまでです。


よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軌道修正

2013-01-13 02:40:43 | レイアウト
こんにちは。

レイアウトですが、軽量紙粘土をコテコテ盛って地面を作っていく方法はだいたいわかったので、大物というかメインの山岳風景のブロックを作り込んでいくことにしました。通称「初鹿野ライクなセクション」(^^;

シーナリーを作る前に、以前から気になっていた線路の状態を調べてみるとこのとおり見事に波打っていました。一応計算に従って勾配を作ったはずなのですが、ブロック同士の継ぎ目部分のレールを無理やり合わせたのがいけなかったようです。



トラス橋につながる部分は発泡スチロールでレールを支えていて、ここもなだらかにつないだつもりなのですが、ちょっと盛り上がった感じもします。



車体が長く床下のクリアランスも少ない0系を走らせてみると、案の定、亀の子状態で床下機器がつかえてしまいました。面倒ですが、この区間は抜本的に“軌道修正”しないといけないようです。



この発泡スチロールの路盤、軽くていいのですが、車両を走らすとシャー!という反響音が半端じゃないので、この際取り外してしまうことにしました。フレキシブルレールとは接着剤でとめてあるので、ここをカッターでザクザク切って引き抜きます。



最初、ブロック端部は修正する必要はないかなと思い、その部分の発泡スチロールは残しておいたのですが、レールの凹凸をなくすにはブロック端部で4mm程度の“かさ上げ”が必要になることがわかったので、こちらもバッサリ取り外してしまいました。



ブロック端部のレール下に4mm厚ベニヤの小片を挟んで高さを調整し、無事0系がひっかからずに通過するようになりました。発泡スチロールを外した部分も同じ4mm厚ベニヤで新しく路盤を作り直しました。
しかし4mmも高さ修正するとは最初の設計は何だったのか?とツッコミたくなるほどの情けなさです。。



ここは厳密には“初鹿野ライクなセクション”の左隣のプロックですが、外回り線はすでにここからトンネルに入ります。その準備として黒の「プラ段ボール」を切って背面板とし、厚紙でトンネルポータルも作りました。外回り線は複線化で後から増設したとの設定に基づき、トンネルポータルはコンクリート製ののっぺりとしたデザインとしました。165系アルプスが通過中。。



プレートガーダー橋が4本できているので、内回り線の部分に仮置きしてみました。
こちらはロクヨンの牽く客レが通過中(^_^)



次回はいよいよ山の地肌を作っていきます。


よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道床の整形

2013-01-10 00:37:01 | レイアウト
こんばんは。
相変わらず寒いですね~

レイアウトの方ですが、ポイントマシンの組み込みと調整が済んだブロックを先行的に仕上げてみることにしました。位置的には右手の第4コーナーにあたるカーブポイント2組の載ったブロックになります。

仕上げといってもとりあえず道床の整形だけです。
このレイアウトでは防音のため、フレキシブルレールの下にウレタンマットから切り出した道床(約6mm厚)を敷いてあります。通常は両サイドはバラストを盛った形に合わせて斜めにカットするところですが、作業をラクにするため垂直に切り落としています。このままバラストを撒くとバラストが大量に必要となるばかりでなく、重量増加の原因にもなります。
そこで紙粘土を盛って下地をつくり、その上からバラストを撒くことにしたわけです。

とはいえ、それでも紙粘土の量が増えることから、まずはこのように厚紙を斜めに貼り付けてハリボテ構造にしました。紙粘土の下に隠れてしまうので結構雑に貼っています(^^;



紙粘土は「エコかるーん」という商品名のものを近所のスーパーで買ってきて使いました。すでに車両のヘッド、テールライトケースの遮光にも使っています。
商品名が示すように軽量な粘土で、これならボードの重量増加も抑制できそうです。
石膏やレイアウト素材などと違ってスーパーやホームセンターなどで買え、値段が安いのが魅力ですが、今回初めて本格的に使ったので、耐久性や耐衝撃性などについては未知のところがあります。



作業は簡単で、指でちぎって少しずつ盛りつけていくだけです。紙粘土とはいえモサモサした感じはなく、しっとり滑らかで作業性が良く、石膏のように水分量や硬化時間をシビアに気にする必要もないため、とても使いやすいと感じました。



このボードは純粋な通過区間で、シーナリーやストラクチャーを作り込む予定もありませんので、バラストを撒いて線路脇にターフで若干の緑を表現するなど、まずはレイアウトづくりの練習台として試行錯誤していこうと思います。


よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々のレイアウト

2013-01-06 01:48:04 | レイアウト
こんばんは。

年始早々いろいろなものに手を出してますが、きのうは久々にレイアウト製作にカムバックしました。

まずは製作途中だったプレートガーダー橋の仕上げから。
底板(実物はトラス部材ですが)を貼ってコの字形に組んだ左右2枚のプレートの腹に、補強材をボンドで1本ずつ接着していきます。



補強材の余分な出っ張りをニッパーでカットしてから天井板(これも実物はトラス部材)を貼れば出来上がり。
カーブ区間用2基と直線用2基の計4基をつくりました。
両端部のトラス構造は橋台で隠れてしまうため、1基だけそれらしく切り抜きましたが、あとの3基は省略してただの四角い紙でフタをしてあります。
日没で時間切れとなって塗装まではできませんでした。無理してやっても寒いだけなので。。(^^;



次はポイントマシンの取り付けですが、その前にやっておくことが。。
各ブロックを支える「ゲタ」にはゴム足を取り付けたのですが、これが床のコーティング剤?と化学反応を起こしたらしく、こんなふうに黒ずんでしまいました。組み立て式とはいえ一度組んだらしばらくは出しっぱなしにしたいので、何らかの対策が必要です。



そこで、対策として無難そうなな「紙」をゴム足の下側に貼ることにしました。
ちょっと厚手の板目紙を細く切り、両面テープで貼り付けました。



ポイントマシンは結局スローアクションタイプ(レマコ社又はフルグレックス社製)を使うことにしました。
説明書にしたがってリンク機構を作っていきますが、先代のレイアウトを分解した時にリンク用の真鍮線も、それを通すパイプも剥ぎ取ってしまったので、新たにφ1mm真鍮線と内径1.0-外径1.5mm細密パイプとで作り直しました。
これは駅構内への進入部にあるカーブポイントですが、右側(内回り)はレールセンターにあけた穴から下へ真鍮線を降ろすノーマルな方法なのに対し、左側(外回り)は路盤下の補強材と干渉するために、レールサイドからポイントを駆動するようにしてあります。



上の写真の裏側です。左のマシンはセッティングが完了していますが、右のものはこれから位置決めをしてリンク機構を結んでいきます。場当たり的に補強材やゲタを取り付けているため、こんな窮屈なことになってしまいました(^^;
試しにセッティング済の方にパワーパックをつないで作動させてみたところ、ちゃんと転換はするものの、作動音(と反響音)がかなり大きいことがわかりました。ゴムブッシュを入れても気休め程度にしかならないため諦めています。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする