80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

花月園運転会

2019-04-22 00:47:39 | 運転会
りゅーでんさん幹事の花月園運転会に参加してきました。平成最後の花月園運転会です。

「大集合」の「北海道を走った車両」。ちょっと両数としては寂しい感じ?ウチからは道南いさりび鉄道のキハ40「ながまれ号」を出席させました。



「お題」の「連接車」として製作した591系高速試験電車。細かい所でいろいろ間に合ってないんですが、なんとか完成した体で参加することができました。高運転台のMc3はヘッド・テールライト準備工事車であります。ヘッドサインには「高速」と入れました。モアの完成品はじめ大方は「振子車」とするのがお約束となっていますが、ヒネクレ者の私は敢えて違う方を選びました。



低運転台のMc1はライトも点灯し、手すり、ワイパー、スカート以外は完成しています。Mc1も含めスカートはジャンクのクハネ583から剥ぎ取ったものを暫定的に付けて体裁を繕いました。



足回りは前回のお座敷運転会で問題ないことを確認済みだったので、今回も独特のジョイント音を響かせて軽快に周回してくれました。



ローンウルフさんが美しく整備された381系「しなの」を走らせていたので並びを撮らせていただきました。試験車と量産車の貴重な出会い♪



連接車独特の走行音を動画でお確かめください。



他にはED76と急行「日南」編成、103系総武緩行線、富士急モハ7031を持参しましたが、今回は鉄モ話に花が咲いて103系だけしか走らせられませんでした。本当は「日南」を走らせたかったのですが、内装工事をしようとして抜いておいたナハネ20を置き忘れてきたので却下。。



恒例のうっとり系ナイトランも開催!



あと気になった参加者の方の作品をいくつかご紹介します。

東ウラさんが「お題」と「大集合」の両テーマ向けに製作した「札幌市電A1200形」(スタジオ ミド)です。残念ながらご家庭の事情で早帰りされたためにお会いできませんでしたが、作品は置いていかれたので拝見することができました。



ED70がプチ集合していました。一番手前のは相原言さんの作品。時代設定に合わせた仕様で美しく作り込まれており、そのあたりについてご本人からいろいろお話を聞くことができました。



検修庫付近に並ぶ飯田線旧国群。確かK林さんの作品だったはず。静トヨ、静ママ、いい時代が蘇ります。



ぼおるどういんさんのJR九州717系900番台。実車同様、急行型車体に両開きドアを追加したゲテっぷりがしびれます。レイアウトの雰囲気にもよく合ってますよね。



ベレGさんの東急5000系雨ガエル。中古で入手したタニカワ(でしたっけ?)ボディを丁寧に再生したものでクハを含む6連が再現可能とのこと。こだわりを感じます。こんど5200系とコラボしましょう。



これ、どなたのかわかりませんがビッグなボーイが置いてありました。走行シーンを見てみたかった~!



ということで今回も大変楽しく参加させていただきました。りゅーでんさん幹事ご苦労さまでした。そしてご参加の皆さんもどうもありがとうございました。


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591系高速試験電車の製作(18)(塗装完了)

2019-04-18 23:39:41 | 東北方面
羽根の枚数を間違えたMc1。小手先の修正で済まそうと思ったら赤がどんどん消えてしまったので、いっそのこと全部消してやり直すことに。#400→#800→#1200→コンパウンドと研磨して下地を整えます。へたにコンパウンドなど使うものだから他の部分よりも格段にツルツル・すべすべになってしまいました。。




今度は間違えないようにストライプを3本入れ、赤を吹いて修正完了!




問題なのがこの丸っこいMc3。実車はどうやってマスキングしたのか興味あることころです。まあ車体表面がどうあれ、地面に対して平行と垂直がきちんと出ていればそう残念なことにはならないだろうと考え、なるべく遠くから透かして見るようにしながら慎重にマスキングしていきます。帯の位置はライト穴を基準に現物合わせで決めています。




格闘の末なんとかマスキングできました。油断すると糊が緩んでストライプがずれてくるので、マスキングが決まったら速攻で赤2号を吹いてしまいます。




続いて屋根も塗装します。タミヤのアルミシルバー(TS-17)を使いました。




内装と屋根上を整え、M2をひと足先に完成させました。高圧配管のみ積み残しとなっています。




Mc1とMc3も塗り上がりました。




今回は内装にも少し手を掛けています。阪急2000系の内装用にダウンロードしておいた木目調のパターン画像を使って客室仕切壁を作りました。




窓からのぞくといい感じ♪なおシートはTOMIXの485系普通車用リクライニングシートです。




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591系高速試験電車の製作(17)(塗装2色目)

2019-04-17 01:55:32 | 東北方面
続いて赤2号を吹きました。マスキングに思いのほか時間がかかり、Mc1とM2だけ先行させたのはいいのですが・・・



やらかしました。羽根が1枚足りん!!どうしてこうなった??(泣泣泣)



ま、リカバーの方法はだいたい脳内シミュレーションできたので、明日にはちゃんと4枚羽根になっていると思います。


マスキングを途中で諦めたMc3は難を逃れました。もし2両ともミスってたらと思うとぞっとします。そうなったらもう立ち直れません。。



ふて寝する時間もないので、とりあえずノーミスで来ているM2を仕上げていくことに。Hゴム窓にポスカで色差しし、形式のインレタを貼ってからタミヤの艶ありクリアーを吹きました。屋根のシルバーは最後にまとめて吹きます。



この車両は3車体で1両扱いなので形式番号はM2だけに記載されていたようです。不鮮明な写真をあれこれ画像処理して分析した結果、どうやら普通の特急車のようなステンレス切り文字が取り付けられていたようなので、エンドウの183系0番台完成車のインレタの余りを使って「クモハ591-1」と入れました。183系のくせになんで「クモハ」?と思いましたが、結果としてラクできたので細かいことは突っ込みますまい。




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591系高速試験電車の製作(16)(塗装1色目、ほか)

2019-04-16 02:10:07 | 東北方面
下地ができたので塗装を始めます。まずはクリーム4号を車内も含めて吹きます。F ModelsのFARBEのカンスプレーです。倒産直前に秋葉原の店舗でゲットしたもの。発色、ノズルの調子は良好です。



ヘンな顔でおなじみのM3のライトケースを作ります。t0.5mmプラ板にφ2.7mmの穴を開け、軽く座ぐりをして3mm砲弾型LED(赤・電球色)をごく少量の瞬着で接着します。ヘッド、テールの間には遮光用のプラ板を入れてありますが、これだけでは透けますから、このあと前面を残してすべて黒で塗り潰しています。



さらにLEDのすき間や周囲にポリパテを盛ってから整形し(左側)、コシのある薄紙(レポート用紙の表紙を利用)を巻きます。



出来あがりイメージはこんな感じ。車体とは別に塗って最後に再び差し込んで仕上げます。なお寒冷地型のタイフォンカバーはエコーのもので、裏側を少し削って後退角を緩めにしてから接着してあります。



ホイッスルカバーはKATOのホビセンで見つけたDD51北斗星用で、下側の前後の部分を斜めにカットしてから接着しました。




さて、今回の591系ですが、高速試験車ということで少し楽しい演出をしようと考えています。ブログに投稿された写真に触発され、今まで固辞し続けてきたフィギュアを載せます。



130km/h運転に挑む国鉄マンたち。この倍は載せたいのですがKATOのフィギュアって何気にデカいですね。。機関士(右端)はまあまあですが、駅員(左側2体)の方はちょっと大きいように感じます。



ゆくゆくは客室内にも測定機器や職員を置きたいですね。よく古い記録映像をみると冷房があまり効いていないのかシャツ1枚で測定している場面が出てきますが、こんなシーンも面白いのかなと思います。1970年頃といえば機材はアナログオシロスコープとかペンプロッターがバリバリ活躍してたのかな~?




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591系高速試験電車の製作(15)(車体のディティーリング)

2019-04-14 19:15:11 | 東北方面
過日のお座敷試運転で足回りは問題ない事が確認できたので、引き続き車体のディティーリングを進めていきます。

低運転台のMc1の運転室後方には車内換気用と思われるゴツいルーバーが設置されています。
作りやすくするためルーバー本体と枠を分けて作ることとし、ルーバーはピッチ0.5mmの波板から切り出して縦にスジをつけておきます。



板厚も0.5mmですが、そのまま貼るとさすがに出っ張りすぎるためボディの表層を剥いで埋め込む形にします。深さは目分量で恐らく0.15mmくらいですが、もう少し深くてよかったかも知れません。



穴に埋め込み、ペーパーから切り出した枠を貼って出来あがり。ん~やっぱりゴツ過ぎ。。? ちなみに運転台窓の周囲もシール紙で縁取りしましたが、こちらは実感的にできました。



続いて屋根上を作っていきます。この車両は交直両用電車ですが、485系などと違って屋上機器と呼べるものはほとんど付いていません。まずパンタ台とランボード、そして高圧配管の碍子台をそれぞれプラ板で作って接着します。写真は中間車M2で、実車は振り子作動時の変位を補正する空気移動式パンタとなっていますが、写真だけでは機構がよくわからないのでノーマルに搭載することにしました。



前の写真の奥に見えますが、M2の非パンタ側にはパンタグラフ断路器(だと思う・・・)が載っています。適当なパーツがないのでプラ板を貼り重ねて整形し、このような台座を作りました。この上に碍子が3本載ります。



足をつけて車端部に接着し、申し訳程度にパイピングを施しました。実車写真ではわからないのでモアの模型写真を参考にそれらしく引きまわしています。恐らく太い方が母線で細い方が駆動用の空気管と思われます。



隣のMc3にもパンタが載りますのでパンタ台、ランボードなどをプラ板から切り出して接着。手前のランボードの端に開いている穴は既製品の交流避雷器を差し込む穴です。



パンタグラフは手持ちのPS22Bを流用。フレームと一体成型されている「足」は細いのでカットしてしまい、張り出し部分にあるダミーの取付穴をφ1.2mmに拡大し、ここにパンタビスを通して固定することにします。幸い割れることはありませんでしたが、ほとんど首の皮1枚でつながった状態なので強度が保てるかどうか・・・。




ということで形的にはなんとかそれらしく出来あがったのですが、2つのパンタからの高圧母線を断路器のどの碍子にインプットし、ブレード(スイッチの役目をする端子)をどう渡したらよいのかわからずに悩んでいます。
「三角形(=碍子)のどれか1辺にマッチ棒(=ブレード)を1本置いて、①2パンタ集電(直流区間)、②Mc3の普通パンタ集電(交流区間)、③M2の空気移動式パンタ集電(同前)の3つのモードを切り替えよ」という問題。こーれは難題ですわww。。
ひょっとしてマッチ棒2本なら解けるのかな??


(頭の体操クイズ by高橋晋平)


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