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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



生きる意味を求めて (アドラー・セレクション)
アルフレッド・アドラー
アルテ

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

「アドラーを読もう」の第13回目、そしてアドラー自身の本の紹介の第8冊目は、『生きる意味を求めて』(原題は、“Der Sinn des Lebens”(「人生の意味)」、岸見一郎訳、アルテ、2,000円+税)。アドラーの1933年の著作です。

この本は、今まで"Social Interest(共同体感覚) : A Challenge to Mankind”(1938)として英文でも出ていましたが、英文はドイツ語の原文を大幅に削除していたため、この本は、晩年のアドラーが到達した境地(共同体感覚)をトータルに窺い知ることができる貴重な本です。

『人生の意味の心理学』が絶版になっている今、後期のアドラーの理論が体系化された本として大きな価値を持っています。

「生きる意味」を求めて読みながら、読み終わる頃には「生きる勇気」が得られる本です。

 

構成は、以下のとおりです。

第1章 自分自身と世界についての考え

第2章 ライフスタイル探求の心理学的アプローチ

3章  人生の課題

4章  心身問題

5章  体格・運動・性格

6章  劣等コンプレックス

7章  優越コンプレックス

8章  失敗のタイプ

9章  甘やかされた人の非現実的な世界

10章 一体神経症とは何か

11章 性的倒錯

12章 早期回想

13章 子ども時代における社会的に障害となる状況とその排除

14章 白昼夢と夜の夢

15章 人生の意味

付録   カウンセラーと患者

解説

 

(注)以上は、ヒューマン・ギルドのニュースレター2008年2月号に書いた内容です。

次回ポイントを絞って詳しくお伝えします。

 



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