アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月5日)は、9:20~16:40に独立行政法人 中小企業基盤整備機構 中小企業大学校 東京校(虎ノ門)で

リーダーの決断力とビジョン

の勉強をしていました。

午前中の加来 耕三氏(歴史家・作家)の「歴史上のリーダーに学ぶ決断」がやたら面白くて、氏はさかんに「歴史小説を読むな。大河ドラマを信じるな。いわゆる歴史を疑ってかかり、事実か創作かを見極めよ」を力説し、その代表例として、司馬遼太郎氏の創作した坂本龍馬のことを語っていました。

坂本龍馬が歴史教科書から消える理由も頷けます。

織田信長のことを評する「泣かぬなら殺してしまえホトトギス」とは実は徳川家康のことであって、武田信玄に対する織田信長の忍耐強さを語りました。

また、「尾張の大うつけ」のはずの信長が齋藤道三から美濃に招かれた日にその所作で驚かせることができたであろうか、桶狭間の戦いで尾張の地で騎馬で走り回っていたときに領民が今川勢に密告することがなかったことをどう説明するのか、と聴衆に迫りました。

なお、研修には『戦国武将 ここ一番の決断』(つちや書店、1,850円+税)と『幕末維新 まさかの深層』(さくら舎、1,600円+税)が付いていました。

加来耕三の戦国武将
ここ一番の決断
加来 耕三
滋慶出版/つちや書店
幕末維新 まさかの深層 ―
明治維新一五〇年は日本を救ったのか
加来 耕三
さくら舎

昨晩中に『戦国武将 ここ一番の決断』を半分ほど読んでしまいましたが、これが極めて面白い。やめられなくなる。


ところで、虎ノ門の地は、私が1970年から1983年まで13年間のサラリーマン生活のうちの11年を過ごした場所です。

虎ノ門駅のすぐそばの金刀比羅神社は、ビルの谷間に位置するようになっていました。

虎ノ門駅から神谷町に至る一帯は、35年前にはなかったビルどころか道路までできていました。

研修会場が虎ノ門37ビルだったので、ホテルオークラの前を通ってアメリカ大使館の前にあったはずのオフィス・ビルを探しましたが、そこは高層ビルと化していました。

ただ、よくランチに出かけていた三会堂ビルは健在で、その地下1階にあるとんかつの店「うえはら」を訪ねました。

この店の店主は現在の我が家の隣に住む上原さんで、お手伝い中の奥様に「隣の岩井です」とご挨拶したらびっくりしていました。

「うえはら」は、『おとなの週末』でも取材されているとんかつで名高い店で、この地でお店を開いて35年だそうですが、どうやら私が会社を辞めた年の秋の創業のようです。

時間がなかったので、「一番早いものを」と頼んだらアジフライを出していただきました。

私の昔と今の共同体をつなぐようなひと時で、とても感慨深いものがありました。

ところで、お金をお支払いしようと思ったら、「岩井さんが初めて来てくれたから」ということで受け取っていただけませんでした。

今度は、ゆっくりととんかつを食べに行きたいです。

<お目休めコーナー>3月の花(6)

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