おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(12月19日)は、出版関係でいくつかの動きがあった日です。
1.株式会社かんき出版の編集長の谷内 志保さんから『マンガでよくわかるアドラー流子育て』(宮本秀明著、岩井俊憲監修、1,300円+税)の重版(2,000部)連絡が入りました。
8刷になり、1月11日出来予定だそうです。
2.株式会社 三笠書房 編集本部の番園雅子さんから『アドラー流 人ともっとHappyになるつき合い方』(600円+税)について「Amazonの画像を帯付きの画像に変更できましたので、ご報告申し上げます。Happyになれる雰囲気がより伝わりやすくなりますかと。おかげさまで、三省堂池袋本店でのランクインも活用させていただきながら、営業スタッフも、引き続き販促につとめております」とのメールが入りました。
3.株式会社 方丈社の編集部の西田 薫さんから『生きるために大切なこと』(A.アドラー著、桜田直美訳、1,400円)の第5刷をお贈りいただきました。
西田さんとは、面識がありませんが、本の訳語について数点指摘するメールをお送りして、その後のやり取りの後、私の指摘を第5刷に反映してくださいました。
アドラーの本を読むならこの本から入るのがお勧めです。
その理由の1つは、原著のアドラーの”The Science of Living”は、アルテから岸見一郎さんの訳で出ていますが、
Only people who are courageous, self-confident, and at home in the world can benefit from both the problems and the advantages of life. They are never afraid.
の"be at home in the world"が岸見訳では、
勇気があり、自信があり、リラックスしている人だけが、人生の有利な側面からだけでなく、困難からも益を受けることができる。
このような人は、決して恐れたりしない。
勇気、自信に続いてリラックスでは、確かに”be at home”にリラックスのニュアンスもありますが、文脈の点からどうかと思っていました。
『生きるために大切なこと』で訳者の桜田 直美さんは、こう訳しています。
勇気があり、自信があり、世界に自分の居場所がある人だけが、人生のいいことと悪いことの両方を生かすことができる。
彼らは決して恐れない。
このところだけでなく、訳の読みやすさからも『生きるために大切なこと』の方に軍配を上げます。
4.私のリーダーシップをテーマにした単行本についてより詳しくお伝えできるようになりました。
株式会社 秀和システム 編集本部 第1編集局の森 千草さんから次の内容のメールが入りました。
●書名:『「勇気づけ」でやる気を引き出す! アドラー流 リーダーの伝え方』
●価格:1,500円+税
●スペック:四六判/248ページ
●発売予定日:(書店によりズレることもあります)2019年1月17日
カバー画像については、後日公開しますね。
アドラー心理学のリーダーシップをテーマにした本の決定版になります。
(クリックして勇気づけを)
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