おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う岩井俊憲です。
12月24日(月)で研修は終わり、ヒューマン・ギルドでは年内の仕事を終えようとしています。
昨日(12月26日)は、郵送会員の方々や法人のニュース発送の準備をしていました。
メール会員には、1月1日(火、元旦)の5:00にニュースレター配信の設定をしました。
私は、時間を見つけながら、1月号のニュースレターを関係する方々にあえて手書きで住所とお名前を書いています。
個人的な年賀状もそうです。
それぞれの方々の住所とお名前を手書きしていると、個々人の思い出が蘇り、感謝の気持ちが湧き上がってきます。
とてもありがたい気持ちになります。
さて、私の書下ろしの、アドラー心理学に基づくリーダーシップの本が1月17日に書店に並ぶことになります。
私のリーダーシップに対する想いが込められた本です。
『「勇気づけ」でやる気を引き出す!アドラー流 リーダーの伝え方』(岩井俊憲著、秀和システム、1,500円+税)
「おわりに」に記したことのほんの一部を書いておきます。
人間性を配慮したマインドとしてのアドラー心理学
私は、大学で経営学を学び、13年間、外資系企業で勤務する半分を管理者として過ごした人間です。
入社して2年後に中小企業診断士の資格を取得し、経営のあり方を長年観察してきました。
その後も、企業の経営者兼講師、カウンセラー/コンサルタントとして、アドラー心理学をもとに企業の経営者・管理者と接してきました。
長年アドラー心理学の立場から企業に関わり続けてきた結論としては、本書の中で述べているとおり、生産性と関わる「モノ」「コト」については結果を重視する必要があるのですが、人間性の充実に欠かせない「ヒト」に関わる原理としては、アドラー心理学の「尊敬」「信頼」「共感」「協力」が欠かせないマインドとして提案力を持つことを確信するようになりました。
そして、多くの企業でロー・パフォーマー研修、ハイ・パフォーマーを対象にした研修を手掛けた結果、「目的/目標」を見据えて「尊敬」「信頼」「共感」をベースに「協力」できる人材を育てることこそが、パフォーマンス/生産性アップにつながることを実績で確認できました。
なお、この本では、その成果をもとにした理論と実践法をしっかりとお伝えすることができました。
構成は、次のようになっています。
第1章 「人を動かす」にはまず自分を変えよう
第2章 なぜ、あなたのチームはうまくいかないのか?
第3章 アドラー流リーダーシップで最強のチームをつくる
第4章 メンバーのやる気を引き出すコミュニケーションリーダーの「伝え方」
第5章 困った部下がみるみる変わる!タイプ別アプローチ
巻末資料 リーダー力を高めるアドラー心理学の基礎知識
Amazon の「内容紹介」には、こんなことが書かれています。
年上の部下
ミスが多い
不満が多い
動かない
伸び悩んでいる……
「困った部下」への対応に悩んでいたら、ぜひ本書を手にとってみてください。
どんな部下でも自分から動くようになる、関わり方のヒントが満載です。
「えらいね」とほめるより、「君の努力が実って嬉しいよ」と勇気づける。
「頑張れ」より「◯◯ができていたね」「ありがとう」と言葉をかける。
「なぜ」より「どうしたら?」の問いかけをする。
本書は、アドラー心理学に基づいて、リーダーとしてのあり方、
コミュニケーションのとり方を、やさしく具体的に解説しています。
中小企業診断士として50年近いキャリアを持ち、
さらにアドラー心理学のカウンセリング指導者として30年以上、
17万人以上に「アドラーの教え」を伝え続けている著者による、
アドラー流リーダシップ本の決定版です。
◆Amazonでは、予約の受付が始まっているようです。
お引き立てのほどどうぞよろしく。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>12月の花(23)