おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
拙著『ものの言い方ひとつで自分も周りも幸せになる大人の心理術』(明日香出版社、1,500円+税、写真)がこのほど第2刷になります。
『ものの言い方ひとつで自分も周りも幸せになる大人の心理術』という長たらしいタイトルの本は、拙著『勇気づけの心理学』(金子書房、1,800円+税)を読んで触発された、明日香出版社の藤田知子さんという若くて美しい編集者から「20-30歳代の働く女性をメインに、部下を持つ上司(30-50歳代の男性)にも勇気づけになる本を」との依頼を受けて書いた本です。
昨年1月出版以来増刷の声がかからないので、心配していましたが、明日香出版社が生協ルートでもこの本の拡販に尽力してくれたお陰で増刷になります。
マンガも入っていて読みやすい本で、他者を対象とした勇気づけばかりでなく、自分自身を勇気づけるための技法が満載です。
まだお読みでない方は、是非お買い求めの上お読みください。
この本の中で私は、「自分を勇気づけできている人の10の力」を次のようにまとめています。
(1)欠点がある自分でも受け入れられるようになる[受容力]
(2) 自分の過去に障害があった(現在もある)としても、そのことを傷ではなく財産とみなすことができる[価値転換力]
(3) 失敗を学習の材料にできる[教訓力]
(4) 落ち込むようなことがあるとしても、ある段階で歯止めをかけ、復元させることができる[復元力]
(5) 直面するピンチをチャンスに変えることができる[状況転換力]
(6) 自分の未来に楽観的でいられる[楽観力]
(7) 他者の関心にも配慮できる[共感力]
(8) 他者の欠点にも寛容でいられる[寛容力]
(9) 他者とむやみに競争することなく、協力的な態度が取れる[協力力]
(10) 他者に上手に自己主張できるようになる[主張力]
すでに読んでらっしゃる方は、コメントでエールを贈ってください。