
迷信やオカルトを信じる大衆やそれを後押しするマスコミに翻弄され続けたアレグザンダー・ドライアーの言葉。
コロリョフが牽引していたソ連の宇宙計画とは?、あるいはアポロ計画が中断されないまま続いていたらなど、宇宙開発をテーマにした短編が7編。
オーソドックスなノンフィクションっぽいものから始まって、平行世界を次々に飛ばされる宇宙飛行士の話とか、電送機でが実用化した社会の変遷とか、大衆のイメージする宇宙人そっくりの容姿で生まれてしまった少年が宇宙をめざす表題作など、バリエーション豊富な作品が続きます。
『主任設計者』 アンディ・ダンカン
『サターン時代』 ウィリアム・バートン
『電送連続体』 アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター
『月をぼくのポケットに』 ジェイムズ・ラヴグローヴ
『月その六』 スティーヴン・バクスター
『献身』 エリック・チョイ
『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』 アダム=トロイ・カストロ&ジェリイ・オルション
【ワイオミング生まれの宇宙飛行士】【SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー】【宇宙開発SF傑作選】