
胸を張っていいんだよと、“腹ぐろ眼鏡”シロエの言葉。
シロエは人が思うほど自分が優秀な参謀役だと思ってはいない。ただの臆病者のひきこもりだ。
臆病だからあらゆる最悪のケースを想定しては怯え、それに備えようと情報を集めているだけだし、人前に出ないのは参謀だからとか陰の黒幕を気取っているわけでもなく、単にひきこもりが性分なだけだ。
アキバの街に東西から大地人の商人たちが集まってくる。冒険者たちの天秤祭がはじまるのだ。
だが、その街にひそかに敵が侵入していた。
今度の敵は人間! その目的は<円卓会議>というシステムそのものだった。祭で賑わうアキバがきしみ始める……。
きゃっきゃうふふで三角関係が露顕して、ハーレム体質は超常レベルにまで突破して無作為と無意識が激突し、三食昼寝付きは夢幻と終わり、山となった書類と格闘しつつの防衛戦という5巻です。
最後に敵と決めた相手こそ、前巻で言及されていた冒険者なんでしょうかね。
続きは冬か……。
「人はパンのみにて生きるにあらずと申しますが、パンと妄想があれば大抵の苦難は乗り越えられますよね」
<三日月同盟>のギルドマスターの片腕にして敏腕会計士、ヘンリエッタの言葉。
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