フルダイブ環境のＭＭＯＲＰＧ＜アルヴヘイム・オンライン＞では＜ソードアート・オンライン＞のような事件は起こらないというふれこみだったが、その陰では非人道的な実験がおこなわれていた。囚われているアスナを救うため世界樹をめざすキリトだったが、旅のパートナーだったリーファのプレイヤーが妹の直葉だと知ってしまい……。
ラストが瞬間『神明解ろーどぐらす』とかぶって見えましたが、辞書は登場せず。なにはともあれ、フェアリィ・ダンス編はこれにて完結。めでたい。
リーファはキリトとの間にどうしても超えられない溝を感じていて、それがあの伝説となった殺人ゲームＳＡＯに参加していたか、いないかにあった……というのはすごく分かります。
たとえ客観的にはクソゲーと呼ばれても仕方のない内容であったとしても、そんなハードゲームに参加してしまうと、結末を見届けた面子だというだけでなんとなく同志・同胞意識って生まれちゃうんです。マフィアとか閥とか言われちゃうこともありますが、面識はなくても名前はみんな知っているとか、リアルで取引先が戦友だったとか聞きますもの。
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