
父上にも責任があると、板東一之丞。
近衛少佐・新城直衛が敵軍の総司令官たるユーリア姫を手中にして、都へと凱旋した。
しかし、それで帝国との戦いが終わるわけではなく、やがて近づく厳冬に備えての準備も始まっていたが、帝国軍とてそのまま豪雪による自然休戦期を受け入れるつもりはなかった……。
今回の書き下ろし短篇は、直衛10歳の年に皇国の離れ小島、渡仮島に帝国軍の戦列艦が来襲した際の経緯を描いた「島嶼防衛」。
着々と刊行が進んでいて、嬉しい限りです。
【皇国の守護者5】【英雄たるの代価】【佐藤大輔】【中公文庫】【大河戦記】【……私ごときが】【嚮導聯隊】【温食】【平射砲】【熱水機関】