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ピアノと乗馬の共通点

服部馬さんに見にきていただいたのをきっかけにピアノと乗馬の共通点を考えてみた。私はピアノを弾かなかった頃、一時乗馬に凝っていた。あこがれのジャーナリストの桐島洋子さんにあやかり始めた。馬にのるか車にのるか悩んで馬を選んだ私は、週二日ぐらい乗る生活を8年ぐらい続けた。乗馬は簡単そうにみえて実は相手が生きているだけに技術がとてもいるスポーツである。自分の意志を相手につたえるのにこのうえない手の繊細さが必要だ。(馬の口には鉄をかませて乗るのだから。)そしてリズム感が培われる(2拍子の速足と3拍子の駆け足が身体に染み込んでくる)、騎坐(座り方)をしっかりして安定した下半身を作り自由な上半身を保持する姿勢(きまっている姿勢!という)、前傾しないで身体を起こす腹筋背筋、それにより生まれる腕のしなやかさとバランス感覚(倒れ過ぎない、状態は真っ直ぐ保ち走る馬の邪魔をしない-すなわち走る様に動く手の邪魔をしない)…というところかなあ。乗馬はとても楽しく、そして緊張感の連続だった。今は体力不足で乗れない。かわりに昔をおもいだしながらJOBAに乗っている。
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