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文法を考えて弾く

先日鈴木敬さんという先生の和声のセミナーを受講した。作曲が専門の先生でお話しもピアノ奏法より音楽の構成に重点が置かれ普段とは視点が変わるから面白かった。ハ長調でいうとドミソのIの和音がトニック、シレソのVはドミナント、ドファラのIVはサブドミナント。他にも沢山和音があり複雑に組み合わされて曲が成立っているが基本はV→Iの解決する強い進行である。普段弾いてる曲がどこでどうなって納まるのか意識して弾くのが大切である。
先生から演奏が3ランクアップする秘訣も教わった。それは解決の和音をできるだけ丁寧に弾く事。よく練られた楽曲はVからすぐにIに行かず寄り道をいっぱいする。そして最後にやっと丁寧に解決して曲が終わるのである。ウーン、それを理解したら曲がうまくまとめられるんでしょうね~(*^-')ノ
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