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ショパンのソナターこれは恋!?-G氏のレッスン 3

穏やかなところ。先生は親指を強調。
「ショパンは実は親指の音が大好きだったのです。」
「私は小指の音が好きだと思ってました。」すると"Every finger."
(そうですね。先生ははいろんなハーモニーを見つけて引き出されますね)
右手から左手にシフトする内声の美しさ。そして弾いて聴かせてくださいました。朗々と歌うソプラノに寄り添うハーモニーの味わいの深いこと。柔らかい風が優しく頬をなでるように控え目に穏やかに包み込む音色の左手。憂いや期待やまどろみ、胸が締め付けられるような想いをまじえながらためらいつつ歌が進んでいく。
「これは、『恋』よ!」レッスンを聴講していたお友達と後で盛り上がった。
こんなCDみたいな音楽が目の前のピアノから流れだしていくのはすごい感動だった。
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