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ショパンのソナタ 2 -G氏のレッスン 4

まるで恋のような美しい切ない部分、先生は次の生徒さんには「これはポーランドの歌なのです。同じようなメロディーがショパンの他の作品に使われています。」と説明されていた。「ショパンは祖国での楽しかったこと、懐かしい風景などを思い浮かべながら、この部分を書いたのでしょう。」と。
私の課題はペダルを踏まずにオクターブを指換えしながらレガートにして弾くこと。
「手を上げている暇はないですよ。」(はい。そのとおりです・・・。)

さて繰り返し以降の部分、ppの弾き方。G氏はソフトペダルなしで手をゆっくり動かしてppを弾かれていた。
そして一番盛り上がるffのところ。右手のリズムがよくないとの指摘。ここは本当に難しい。
模範演奏をしてくださったが、右の八部音符の4つと左の四分音符の3連符の3つ、これが完全に同時に鳴ると曲のなんともいえない不安で、混沌としている様子が浮かび上がってきて見事だった。
でも、でもそんなふうに弾けない。(どちらもffでごまかしようがない・・。(泣き))。

曲の最後 「あなたは急いで弾いてましたね。」(はい。やっとここまでたどり着けたかと思うとホッとして
さっさと弾いてしまいました・・・。)
G氏に「この曲の暗譜がたいへんで・・。」というと「少しずつ、少しずつですよ。」
と励ましてくださった・・・。

という訳で、自分の下手さに打ちのめされたレッスンだったけど、
まあ、また自分なりに亀のあゆみでがんばっていきたいと思ったのだった。











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