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G氏のレッスン コレルリ最終編

何回かに分けて受けていたコレルリの変奏曲、先日G氏に後半を最後までお聞きいただいた。

やはりスカッとは弾ききれなかったが、いただいたお言葉は
Not bad. そして 私に聞きたいことは何ですか? と逆に聞かれ予想外だったので少し戸惑ってしまった。
テクニックで困っいることはたくさんあると伝え、細かいところを聞いてみた。

和音の内声にメロディ-がある時の際立たせる指の使い方とか--以前の
use your finger like a nail. ということよね…。とかなかなか均等に揃えにくい3連付の揃え方とか。スンナリ弾くのがコツのようで Don't think too much. ともいわれた(笑)。

あと音量の抑え方とか、終曲の旋律、山以降で弱くならないようにとか。ペダルの踏み方とか踏見始めの音に関しての自由な発想とか…。

ラフマニノフはアラビックな音をたくさん取り入れているそうで、例えば終曲の左手のこういうところとか教えていただいた。この曲の不思議な魔術的な雰囲気はそういうところから来てるのかもしれないなあと思った。(^^;;

G氏は常に暖かくフレンドリーな雰囲気でいらっしゃってそれに励ましてもらえるのが一番嬉しいかもしれない。音楽を通してすごく豊かな何かをいただける感覚とでもいおうか。自分も生徒に教えるときはたとえわずかでもそういうエキスみたいなものを持っていたいなあと思ったのだった。(^_^;)


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