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G氏のレッスン 超絶2、4

その次、右のオクターブが稲妻みたいに鳴って右と左の和音が細く刻まれる所。「いつも始めに間を一瞬取ってパッと手を上げてからオクターブを弾いてください。」(もちろん上げ過ぎている暇はない…)「いつも一瞬間をとります。」それでキリッと曲が引き締まって面白くなる。曲のfの指示と一致している。これが曲と動作の一致なのかな?でもこの弾き方はなるほどすごい。一瞬の間を効果的に取ることをG氏は熟慮されている。(こういう所がG氏の個性かなぁ)「リストにはレガートはあまりないのです。もちろんたっぷりのレガートを意図して書かれた曲もありますが、レガートにしないで弾く曲の方が多いです。」落下のエネルギーで弾くという事かな。(だから椅子は高い方が弾きやすいと私は思うのですよ…ブツブツ)
後、Holdする音にも注意を払うこと。大事な音を熟知されている。難しさに気をとられておろそかにしてはいけない。(大御所先生もいつも言われたなあ…)G氏は音を鳴らしてペダル踏んで手をすぐ放して音を延ばすのと手をじっと鍵盤上でHoldするのと厳密に区別される。(その違いを聞いてみたいものだが、身体と音楽が一致するという観点からいうと納得できるような気もする…)(・_・;)
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