沖ノ島だけを世界遺産にする・・・うーむ、今でも厳重な禁忌の下にあるのであえて世界遺産に登録する必要があったのだろうか。下種の勘繰りで悪いが宗像大社(辺津宮)大島(中津宮)をひっくるめてしまって観光の対象、飯のタネにしようと言う魂胆であろう。また、五世紀ごろから七世紀ごろまで営まれていた奥津城である新原・奴山古墳群(別に国指定の古墳群ではないのにな)までも・・・代表の様に名前を上げるが胸形徳善一族の奥津城だと誰もが理解するのだろうが世界とはどう考えても結びつかないではないか。このような古墳群が世界遺産になるのなら大阪、奈良なんてすぐにでも世界遺産になるぞ。世界遺産をブームの様にして金儲けを考えているのだろうがいかがなものか。大森銀山が世界遺産になり、それに便乗して佐渡金山もと言っていたようだがそんな馬鹿な話は無かろう。現実一蹴された。また、筑豊の石炭に関わる遺跡(明治時代)が発掘された折、飯塚や田川までをも巻き込んで世界遺産にしようと働きかけがあったのだが、それこそ一笑にされ鼻にもかけられなかった。我輩はその話を聞いて笑いが出たもんな。
世界が普遍的価値を持つ遺跡だと理解することが出来るのか。言葉だけで済む問題ではない。宗像大社などは神社だからしっかりと管理されているのだが、古墳群はとみるとそうはいかない。賢明なる読者諸氏もご存じであろうが我ブログでも古墳群を紹介しているが酷いもんだ。形式上だけの世界遺産なんてしないほうが良い。古墳がひどい目に遭いそうで可哀そうになる。