吾平山上陵(鹿児島県)
「天津日高彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊は、西洲の宮でおかくれになった。それで日向の吾平山上陵に葬った。」と日本書紀神代下に書かれてあるのだが、古事記にはそのようなことは書かれていないことを記しておく。ただ尊だけではなくその妃である玉依姫尊と一緒である。ご夫婦の陵である。荘厳な雰囲気の中、息を殺して参道を進むと・・まさに神々しくもその姿を見ることが出来る。素晴らしい場所である。伊勢神宮に雰囲気が似ていることから小伊勢と呼ばれているのも肯けるのではないか。おっと、神武天皇の御両親だぞ。この地を小学生が遠足で訪れているのは良いことじゃないか。日本の原点を垣間見ることが出来るのはこの地に生まれたればこそであろう。
当該ブログの記事は平成30年(2018)11月20日から始まり12月4日までである。