延永ヤヨミ園遺跡(現地説明会)
東九州自動車道建設に先駆けて発掘された遺跡である。時期はと言うと弥生時代終末から古墳時代の初めと古墳時代後期の二期に分かれている。一番栄えた様子が検出できたのは古墳時代後期で120軒ほどの竪穴住居跡が検出されている。また、弥生時代の遺構として環濠が検出されている。総合的に判断すると大きな村が形成されていて古墳時代になって人口が増えたということである。ただ、周囲に奥津城を見ないのである。思うに魏志倭人伝に記されている一国かもしれないな。今では高速が走っておりその面影すら見ることが出来ない。
当該ブログの記事は平成21年(2009)11月8日から22日までである。
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