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黄色の四角い小さな箱のようなものが見える。小さなマウンドが見えるだろう。その向こうに円墳が見える。
手前のマウンドは削平された円墳で、両者とも陪塚であろう。
松本塚は二段築成、造り出し、葺石、円筒埴輪、典型的な前方後円墳である。全長104m、周溝を入れると149m。
大きいな。しかも優美である。なだらかな曲線はなんとも言えぬ美しさがある。
写真向かって右から朝日が差してきた。常心塚古墳が方墳で、松本塚が前方後円墳で、その周囲に円墳がある。もう十分じゃないか。あと何処に行ってもこの形状しか見ることが出来ないのだから、と思っている読者諸氏がいるかも知れんが、そうは問屋が卸さない。
巨石を縦横上に組んで石室を造る。それにしてもでかいな。おやっ、左側壁の下方に刳った痕が見られるのだが。
広くてでかいと墓のように思えないものな。
網戸を通して写真を撮っているものだからピンボケになってしまった。餌をやっている白発中の内のどれかである。
三羽の雀がせわしくするものだから餌を置いておかねばならん。また、砂浴びもするものだから朝顔の種を蒔けないでいる。