現在世界経済はリーマンショック以来順調に回復に向かって居ると言われて居ます。
世界をリードする米国経済の回復力は特に顕著であるが、中国や新興国の成長が頭打ちになり
その辺りが心配の種となって来て居る。
米国の金利を引き上げ、量的緩和政策の縮小等金融引き締め策は、新興国・途上国からの資金
の引き上げに繋がりかねません。
これは新興国や途上国に冷水を浴びせる事になりはしないか?
又ロシアのウクライナ問題やマレーシャ航空機撃墜事件でロシアは益々孤立化し、巨額な資金が
逃避して経済失速が懸念されます。
アルゼンチン債務返済問題も大きな懸念事項ですね。
中国は先般先進国国際金融システム打破と言う事で新興5ケ国のBRICS開発銀行を開設して
新興国独自の金融システムを作りました。
今や世界経済は米国を凌ぐとさえ言われる中国経済その挙動が注目されます。
処がその中国は中国共産党の権力闘争が激しくなって居ます。
未だに隠然たる権力を持つ江沢民前国家主席と胡錦涛前政権と現在の習近平国家主席との
激しい権力闘争。
胡錦涛氏の力でタナボタ式に国家主席を手に入れた習政権は今だにはびこる江沢民勢力
一掃に贈賄や反逆罪の汚名を付けて粛正を行って居ます。
是は克って江沢民氏からいびられた胡錦涛氏の怨念で後ろから糸を引いて居ると言われて
居るとか。
しかしその胡錦涛氏も江沢民氏と同じ立場になり何れは習政権から粛正されるかも知れない
と言われています。
幾ら近代国家と称しても中国は共産t党国家ですので、権力闘争はつきものですね。
この暗い中国の権力闘争が世界経済に影響しないとよいが、矢張り影響は避けられないの
ではないか。
余り習政権の過酷さに何も知らされてない国民は賛同しているが、共産党内部からは可成りの
反発を呼んで居るとも言われて居るとか。
一部には習政権を危惧する声も出できたとか。
世界の政治も経済も動いて居るので何時何が起きてもおかしくない状況です。
処でこれに対抗出来る様に日本の経済はシッカリ確立されて居るか?
其れは疑問ですね。
浮ついたアベノミクス効果に踊らされて余り足が地に着いてない様な感じがしますね。