日々好日

さて今日のニュースは

南海トラフとは反対側の日本海側巨大地震で津波警告

2014-08-27 07:38:25 | Weblog

近い内起こりであろう南海トラフの巨大地震については及ぼす災害の大きさが是まで
発表され周知されて居ます。

処が今回新たに反対側の日本海側で起きる巨大地震に対しての災害の規模を政府
調査検討会が纏めた。

日本海側に巨大地震が起きた場合、北海道から長崎県まで16道府県の津波の高さ
と到達時分の推計が公表された。

是は具体的に都市や地区に地震発生後想定される到達する時分や、津波の高さを
推計したものです。

日本海側に存在する近海の海底断層を算出し、253ケースの地震を想定し海岸線
50メートル毎に津波の高さを算出したものです。

津波の高さは北海道・東北が高く、九州・山陰では比較的低いとされた。

これは飽くまで推計ですが北海道せたな町では23・4メートル言う途方もない高さが
算出されて居る。
九州では長崎県壱岐地域が5・3メートルで最大だ。

九州の場合は福岡県を走る110キロに亘る西山断層帯がもっとも危険視されて居る。

問題はこの断層が動いた場合九電の玄海原発にどの様に影響があるかです。
今回の推計では津波は1・0メートルとして居ていますが果たしてそれで済むか?

起きてみないと判らないと言う全く物騒な話です。

津波は数十センチでも立って居られなくなり、2メートルを超すと木造家屋は大破する
と言われて居ます。

いつ起きるか判らない巨大地震と津波被害、何処に居ても備えだけはシッカリして
措きたいですね。

 

 


枷が外れたか15年度予算概算要求100兆円突破

2014-08-27 06:21:44 | Weblog

財務省は2015年度各省庁の概算要求を29日締め切り年末に向けて予算編成
作業に入る事とした。

是まで判った事は一般会計総額が101兆円台となり14年当初予算を6兆円程度
上回る事が判明した。

要求額内訳は社会保障・人件費・公共事業等の政策経費が76兆円規模で後は
借金返済分の国債費。

政策経費の中には成長戦略・地域活性化対策等優先課題に重点的配分の特別枠
3兆9千億円が含まれる。

後は予算編成時に各省庁の概算要求を何処まで絞り込めるかが焦点になりますね。

問題は社会保障で高齢化に伴い年金・医療・介護が毎年確実に1兆円規模で増大
いて居る。

さて何処まで絞り込めるかですね。

その医療費関係ですが、厚労省は昨年度13年度全国で医療関係に支払われた
医療費は概算で39兆3千億円に上り本年度14年度は恐らく40兆円に達する
と言う事を公表しました。

この医療費は我々が払う医療費や健康保険料それに国の社会保障から出されます。
医療機関への支払い額の増大は医療費・健康保険料・国庫負担分が増える事です。

高齢化と共に医療技術の高度化で益々医療費は増大して行く。

医療費の地域差分析の結果都道府県別一人当たり医療費は高知県がもっとも高く
千葉県がもっとも低く格差は1・5倍もあったとの事。

政府は医療費節減のため、入院治療から在宅医療を促し、15年度から各都道府県
毎「医療費支出目標」を導入する意向との事です。

もう医療費削減にためには体裁は構って居れないと言う事でしょう。

13年度一人当たり医療費は30万8千円で前年比7千円増。
75歳未満は20万7千円で前年比3千円増。
75歳以上は92万7千円で前年比で1万2千円増。

これで如何に高齢化が医療費増大に深く関わって居る事が判る。

医療費を診療別に見ると矢張り外来・調剤が20兆6億円で全体の52・6%を占める。
入院が15兆8千億円で全体の40・2%。
歯科が2兆7千億円で全体の6・9%であった。

医療費の増大は我が国の国民皆保険の崩壊に繋がりかねない大きな問題です。

そこで國は今病気に罹らない様に医療健診や健康指導に力を入れて居るがイマイチ
浸透してない様ですね。