日々好日

さて今日のニュースは

中小企業人手不足と賃上げの狭間で苦戦

2014-08-16 07:13:41 | Weblog

國が消費活性化を目指し企業に対して春闘等で賃上げの旗振り役をする時勢です。

お陰で労働者は久し振りベースアップが実現し、定期昇給やボーナスを勝ち取った。

しかし景気の良い大企業に取っては企業の業績改善に繋がり経済の好循環として望む
処ですが、比較的経営が苦しい中小企業に取っては大変頭の痛い事です。

世の中賃上げムードになると人手不足が起きて来ます。

そのため苦しい経営の中から何とか賃上げし、人手を確保する中小企業が増えて来た。

今回経産省が中小企業・小規模事業者の賃上げに関する調査を行い結果を発表した。

結果は回答した1万社で2014年度ベースアップ等正社員の平均賃金が上昇した企業は
前年度比で7・7ポイント増で64・5%もあったらしい。

原因はアベノミクス効果等で景気回復し業績改善が挙げられるとか。
ただ賃上げした企業の75・7%は従業員の定着・確保を理由に挙げて居るとか。

中小企業の人手不足は今や深刻なものがあり、賃金次第では人が集まらない状況で
逆に逃げ出す者も出てくる始末らしい。

賃上げ内容はベースアップが23・4%で後は定期昇給やボーナス上積み・一時的な
月給の増額だった。

大手企業のベースアップが43%でボーナスを含めた賃上げが、中小64%に対して
大企業は92・2%だったとの事です。

地域別では中部で68・4%の近畿・63・4%の中国・復興途上の東北は62・8%
九州は62・6%で最低は沖縄59・7%だった。
最低の沖縄は統計上はそうなっているが生活水準から言うと結構高いのでは・・・

今後心配されるのは無理して賃上げを行った企業の経営圧迫や「人手不足倒産」
への懸念が出て来たとか。

このまま経済が上向いて呉れれば何とか中小企業も持ち直すのでしょうがね・・・

何せ企業の数から言えば断然中小企業の数が多いのですから、大変です。


69回終戦の日全国戦没者追悼式何故か空空しい不戦の誓い

2014-08-16 06:23:57 | Weblog

終戦から69年が経った昨日政府主催の全国戦没者追悼式が武道館で行われた。
其れに合わせ全国各地で零時に1分間の黙祷が行われた。

日時が経過すると共に記憶が薄れ、大戦を経験した人も段々減って来て時代の渦
に呑み込まれ風化されて行って居ります。

式典は天皇両陛下・衆参両議長・安倍首相・各界の代表・全国戦没者遺族4600名
が参加し、先の大戦で亡くなられた軍人・軍属310万人を追悼して開催されました。

陛下から戦争の惨禍が再び繰り返さない事を切に願うと言うお言葉を賜った。

是に対して集団的自衛権行使容認の憲法解釈閣議決定等を行った安倍首相式辞は
今日は平和への誓いを新たにする日と述べ日本国の平和路線を強調した。
だが是までの歴代首相が述べて来たアジアへの加害と反省には触れず、不戦の誓い
の表現はなかったそうです。

強い日本国を構築するには日本の平和路線は強調するが、不戦の誓いや加害や
反省は相反する事として切り捨てられたのでしょう。

日本人は余りにも自虐的で其処に韓国や中国はつけ込んで、捏造と思われる様な
話に大きくして居る向きもあるとも言われています。
例えば南京虐殺が30万市民を殺したとか戦時慰安婦は全て日本軍が関与したとか
言う話が一人歩きして居る現実。
確かに日本のしたことは許されるべきものでなかったかも知れないが、いわれ無き事
まで引っ被って謝り続けるのは如何なものなんでしょう。

国民の本音は「不戦の誓い」です。

しかし現在の世界の流れはそれを許さない程緊迫して来て居ます。

果たして何時まで不戦の誓いが守られるか?

平和か、秩序か選択は難しいのではないか?