日々好日

さて今日のニュースは

アベノミクス第2弾の地方創生だが目的は来春地方統一選か

2014-08-11 08:53:43 | Weblog

安倍首相は、大企業・大都会優先のアベノミクス政策に目途が立った現在今度は
アベノミクス第2弾は地方創生だと云いだした。

そのため人口減少対策・地方経済活性化に取り組む「まち・ひと・しごと創生本部」
9月設置に向けて関連法案を秋の臨時国会提出する事とした模様。

すでに内閣官房に準備室を設置し70名体制で動き出した模様。

発想としては大変結構です。
今までアベノミクス効果で潤った大都会や大企業から地方へ効果を拡大したい。

そのため地方の「まち・ひと・しごと」を創生しアベノミクス効果を拡大しようと云う
考え方です。
それが地方の人口減少対策になり、地方経済活性化につながると云う発想です。

大変結構な考えですが、残念ながら国民にはこの政策は来春行われる地方統一選
対策としか見えて来ない。

どうも一過性の政策の臭いがしますね。

政府は2013年災害復興資金作りのため国家公務員並みに地方公務員給与削減を
求めました。

これに従わなかった自治体の公共事業関連補助金は減らされました。
全国の3割の自治体がこれに該当すると云う。

こう云った政策を遣る一方で地方創生等おかしくて物も云えないと云う心境です。

本当に真面目に地方創生等信じて居る人が居るのだろうか?
どうも疑問に思えてなりません。


ASEAN外相会議で南シナ海問題で米国と中国激しい応酬

2014-08-11 07:45:27 | Weblog

今アジアをめぐる政治はミャンマーで開催されて居るASEANの一連の会議で
動いています。

日本の岸田外相は関係悪化の中国・韓国との問題解決のため動いたが、相手方
の態度はあくまで日本に譲歩を迫り問題解決は程遠い感じですね。

処で今回のASEANで注目は南シナ海の領有権めぐる一連の紛争です。

早速ASEANの地域フォーラム外相会議で米国のケリー国務長官と李中国外相との
間で激しいやり取りが行われたとの事。

米国は南シナ海での領有権問題で、中国に大変危機意識を持って居る事を発言し
中国を非難しました。
これに対して中国は部外者の介入は必要なしと激しく応酬したとか。

最終的にはASEANは南シナ海の海洋開発に深刻な懸念を持って居る事を表明した
が、直接中国を名指しで挙げる事は避けた。
これは中国と特別関係が深いカンボジャをに配慮して行われたとも云われる。

ASEANと中国との微妙な関係が、この様な当たり障りのない共同声明となったのでしょう。

処でもう一つの関心事は北朝鮮の核兵器開発等の問題です。
米国ケリー国務長官は北朝鮮に対して即時核施設稼働を凍結して、国際原子力機関
の査察要員の受け入れを要求しました。

これに対し今回初参加の北朝鮮李外相は、米国の敵視政策が北朝鮮の核兵器開発
を余儀なくした理由なので、まずは敵視政策を止めよと激しく非難応酬したとか。

此の問題もお互いの面目がかかり、譲れない処まで行き早期解決は仲々難しそう
そうですね。

今世界は第3次大戦が何時起きてもおかしくない様な状況ですね。

ロシアとウクライナ・イスラエルと中近東・中国とASEANや日本との関係等々・・・