8月6日の広島原爆投下69年に続いて今日8月9日長崎原爆投下69年の原爆犠牲者
慰安と平和記念式典が今日長崎平和公園で行われます。
69年前の今日午前11時2分あの憎むべき「ふとっちょう」と呼ばれるプラトニュウム型
原爆が投下され14万人以上の市民が被爆しその半数は死亡し後の被爆者は苦しみ
ながら大半が亡くなっています。
よく広島は憎しみの原爆、長崎は祈りの原爆と言われて居ますがそれは大きな間違いで
両方とも理不尽な原爆投下には怒りにほかありません。
式典に過去最高の49ケ国の政府代表や遺族代表安倍総理大臣等参列の元開催され
ます。
核保有国からも英国を除く各国代表が参列されると言う事で、米国からはケネディ駐日
大使も参列との事です。
台風11号襲来が心配されたがどうにか少しずれて呉れたので支障は無かった様だ。
注目されるのは田上長崎市長が読む平和宣言です。
問題となる集団的自衛権行使容認の閣議決定に対してどう立ち向かうかです。
広島は早くからこの事には触れない事としたが、長崎は将来の戦争に繋がる事と判断し
平和宣言の中で取り上げる事を明言しました。
広島の平和宣言では原爆は絶対の悪と被爆地として核兵器廃絶への積極的取り組み
をせかいに向けて訴えました。
集団的自衛権行使問題では日本国憲法の平和主義で我が国は69年間戦争をしなかった
事を重く受け止める必要があるとさらりとかわしました。
田上市長は核兵器廃絶は勿論だが将来戦争に繋がる集団的自衛権行使問題に
どの様に切り込んで行くのか注目されますね。
安倍首相も核兵器のない世界実現に我が国は被爆国として努力する責務があると
メッセージを呼んだが是は昨年の分と同じ様だったとか批判が出ていますね。
広島の被爆者団体から集団的自衛権行使について閣議撤回の申し入れが行われた
との事。
なお広島原爆慰霊祭には中国政府の参列は無かったとか。
さて長崎はどうなんでしょうね。