戦争の遣り方も時代と共に変化して行く事は当然の成り行きなんでしょうか?
現在アメリカもロシアも国際紛争に非正規の武装集団を利用する方式に変わって来たと言う。
現在軍事技術の発達で戦争コストが高くなったため自国の軍隊を使わず紛争に介入する手段と
し、戦闘能力が高い警備会社要員や民兵等の「戦争請負人」に外注する方法が増えて来たとか。
当初は後方支援や警護が中心だったサービスが現在では戦闘や仕掛け爆弾の解除・無人機の
操縦とかに拡大されて居るとか。
これは丁度我が国の自衛隊の実像と共通する面が見受けられますね。
使い勝手の良い自衛隊を戦争請負人並みに利用する。
それも日本からお願いしての介入ですから、米国にとっては願ったり叶ったりなんでしょう。
その位ならよいが今やハイブリッド戦争と言われる時代です。
これは特殊部隊や民兵等を使い、サイバー攻撃や宣伝工作・経済的圧力で経済を混乱させる等
の戦争手段で物理的被害もさるものの精神的混乱や恐怖を狙う戦争の遣り方です。
実際過去にイスラエルとの戦争で民兵組織が正規軍と同じ高性能兵器を使いゲリラ戦争を組み合せ
攪乱戦法で効果を挙げた事があるとか。
又現地人同士を戦わせるため民兵を焚きつけ、大国は其れを支援する。
こちらが大義名分が立ち、コストも安い。
現在ウクライナ紛争でロシアが取っている戦術がこの方法の様ですね。
米国では財政難で兵員縮小が求められ、旧軍人等を雇用した民間警備会社に外注するケースが
増えて来たらしい。
昔の外人部隊が再び脚光を浴びたと言う処ですか。
紛争は今後益々増えて行き、ハイブリッド戦争や民兵や旧軍人への外注で、大国の代理戦争が
増えて行くのでしょうか?