日々好日

さて今日のニュースは

戦争にも戦争請負人依存する米国・ロシア

2014-08-05 07:35:08 | Weblog

戦争の遣り方も時代と共に変化して行く事は当然の成り行きなんでしょうか?

現在アメリカもロシアも国際紛争に非正規の武装集団を利用する方式に変わって来たと言う。

現在軍事技術の発達で戦争コストが高くなったため自国の軍隊を使わず紛争に介入する手段と
し、戦闘能力が高い警備会社要員や民兵等の「戦争請負人」に外注する方法が増えて来たとか。

当初は後方支援や警護が中心だったサービスが現在では戦闘や仕掛け爆弾の解除・無人機の
操縦とかに拡大されて居るとか。

これは丁度我が国の自衛隊の実像と共通する面が見受けられますね。
使い勝手の良い自衛隊を戦争請負人並みに利用する。
それも日本からお願いしての介入ですから、米国にとっては願ったり叶ったりなんでしょう。

その位ならよいが今やハイブリッド戦争と言われる時代です。
これは特殊部隊や民兵等を使い、サイバー攻撃や宣伝工作・経済的圧力で経済を混乱させる等
の戦争手段で物理的被害もさるものの精神的混乱や恐怖を狙う戦争の遣り方です。

実際過去にイスラエルとの戦争で民兵組織が正規軍と同じ高性能兵器を使いゲリラ戦争を組み合せ
攪乱戦法で効果を挙げた事があるとか。
又現地人同士を戦わせるため民兵を焚きつけ、大国は其れを支援する。
こちらが大義名分が立ち、コストも安い。

現在ウクライナ紛争でロシアが取っている戦術がこの方法の様ですね。

米国では財政難で兵員縮小が求められ、旧軍人等を雇用した民間警備会社に外注するケースが
増えて来たらしい。

昔の外人部隊が再び脚光を浴びたと言う処ですか。

紛争は今後益々増えて行き、ハイブリッド戦争や民兵や旧軍人への外注で、大国の代理戦争が
増えて行くのでしょうか?


政府は外国人技能実習制度見直す方針を固めたか?

2014-08-05 06:43:16 | Weblog

外国人技能実習制度は本来外国の労働者を実習生として日本に受け容れ習得した技術を
母国の経済発展に役立てて貰うと言う崇高な考えで始まった。

処が実態は中小企業の人出不足解消が主体で、又来日する実習生も大半が出稼ぎの積もり
と言うケースが多いと聞く。

そのため劣悪環境で低賃金で実習生を酷使するケースもあって、外国から強制労働と批判が
出て来ました。

國と企業が一体になって丸でブラック企業と同じ様な事をやって居ると取られ兼ねない状況だ。

其処で國は外国人技能技術実習制度に実習生を保護し、雇用する企業等に対する監督・指導
強化の立ち入り調査権限を有する新たな機関創設する方針を固めたとの事。

日本の技能実習制度は日本の優秀な技術を新興国に伝えると言う目標で導入されたが、実態
は第1次産業中心に安価な労働力として使われて居ます。

実習生は転職の自由がなく、賃金不払い・人権侵害・過労死が疑われる突然死も相次いで居る。
中には逃亡防止にパスポートを取り上げられたり、会社の人以外と接しては不可とか言う人権
侵害が実際起きて居るとか。

兎に角劣悪な労働環境で奴隷の様に働かされるケースもあるらしくこれが今野放しになって居る。

日本の経済復興には是非外国の労働力が不可欠とする安倍政権は今後外国人労働者を増やす
方針を取っています。

そのためにはどうしても現在の外国人技能技術実習制度に見直しが不可欠となります。

政府は外国人実習生受け容れ企業に強制的立ち入り調査出来る新たな機関設置する新法案を
2015年の通常国会に提出して15年度中に実施を目指す事とした模様。

現在此の劣悪な労働環境のため外国人技能技術実習制度での外国人労働者確保が難しくなって
来て居ると言うので、早急に改善し本来の技術実習の形に戻して欲しいですね。