日本将来は現在教育を受けて居る児童の如何によって決まるとさえ言われ
日本の教育問題は大変重要です。
諸外国では大半教育は國の方針とは切り離され独立して居るが、我が国は
残念ながら、政治家が教育に対し不信感を抱き、意のままにいじくる傾向が
が見受けられます。
教育委員会改革や6・3・3制の学制改革、小学生から英語教育・学力重視の
教育方針確立等々でそのため子ども達は右往左往させられています。
子ども教育のためと言う大儀名分があるが、実際は自分たちの意の儘に
なる教育を行いたいためとも思われます。
その中で学力重視の教育方針は成果主義となって全国学力テスト一斉実施
となりました。
そして今度はその学力テストの結果を学校別公表するかしないかで揉めた。
今回文科省は、今まで禁じて居た全国学力テスト成績を、教育委員会によって
公立学校別に公表する事を解禁しました。
成績公表は、是まで学校縦列化とか、生徒個人を特定される恐れがある等の
理由で禁止されて居ました。
処が父兄から要望とか、県側からの要望等で文科省もとうとう成績公表解禁
に踏み切った。
今回市町村が管理して居る公立学校の学力テストの成績を公表出来る事とした。
ただ正解率だけ数値公表でなく結果分析・改善策を併せて公表する事。
平均正解率等数値は一覧表にしたり順位付けをしない事。
生徒が特定される恐れがある時は公表しない。
都道府県は市町村の同意がれば、市町村別や学校別成績を公表出来る事とす。
成績が低い学校はバカ学校と言われる恐れが出て来て成績優秀な学校には、
生徒が集中する可能性が出て来て校区外入学が取り沙汰されるのではないか。
また行政側が、成績向上の学校に100万円交付する所もあるらしい。
学力テスト公表は又教職員配置にも関係して来て教育委員会の裁量で成績優秀
の学校が出来たり成績が振るわない学校が出て来る事もあり得る事です。
成績重視の教育も判るが、成績のための教育・受験のための教育・出世コースに
乗るための教育。
何か空しいですね。